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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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経済学概論・マクロ経済学I・マクロ経済学IIを履修合格した人たちを主な対象として、経済全体の動きについて分析する手法であるマクロ経済学の基礎から中級にわたる内容について講義します。マクロ経済学IIの内容を踏まえた上で、インフレーションと失業の関係についての議論を取り上げます。そして、経済成長に関する議論に入ります。続いて、マクロ経済学のミクロ的基礎に関する議論に移ります。そのなかで、消費仮説と投資支出に関する理論を取り上げます。最後に、マクロ経済学に関する論争について概略を取り上げます。
ディプロマポリシーとの関連については、専門分野についての知識・技能という点や、経済学の手法を用いて地域の問題を調査・研究するという点に、この授業の内容は関連するでしょう。地域経済学科が示すディプロマポリシーの番号との関連ということでいえば、DP1とDP2に相当するでしょう。
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授業の到達目標 |
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この講義での到達目標は以下の2点です。 ・マクロ経済学の基礎から中級にわたる内容を習得している。 ・経済全体の動きについて、習得した内容を基にして理解し、自分なりに解釈できる。
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成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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宿題と期末試験で成績評価を行います。単位を取得するためには、次の2つの条件を満たす必要があります。1つは、一定の水準を満たした宿題を提出していることです。もう1つは、期末試験を受験し、一定以上の得点を取っていることです。このシラバスを執筆している時点で、無理やりに評価比率を記してみると、宿題30%、期末試験70%といったところでしょう。
成績評価の方法や基準に関する詳細はガイダンスの際に説明します。
フィードバック方法は、宿題に関する作業でLMSを用いる予定ですので、提出された宿題については、LMSを通じて個別に講評を行う予定です。期末試験については、採点が終了したのち簡単な講評を行う予定です。
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教科書・参考書 |
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特定のテキストは使用しません。この科目ではLMSを利用して資料を配布します。そして、その資料に基づいて授業を行います。 参考文献としては、さしあたり以下を挙げておきます。 ・スティグリッツ著(藪下他訳) 『スティグリッツ マクロ経済学』 東洋経済新報社 ISBN: 9784492314463 ・マンキュー著(足立他訳) 『マンキュー経済学 マクロ編』 東洋経済新報社 ISBN: 9784492314456 ・マンキュー著(足立他訳) 『マンキュー マクロ経済学I 入門編』 東洋経済新報社 ISBN: 9784492315040 ・マンキュー著(足立他訳) 『マンキュー マクロ経済学II 応用編』 東洋経済新報社 ISBN: 9784492315101
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準備学修の内容・必要な時間 |
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この授業で必要となる予習は、以下の項目です。 ・授業の進度に応じて、LMSから授業資料をダウンロードし、ダウンロードした授業資料に目を通してください。 ・可能な範囲で、授業資料で記されている内容の流れや、分からない語句などについて、参考文献を参照してください。
この授業で必要となる復習は、以下の項目です。 ・授業で進んだ範囲について、授業資料、授業の際に取ったノートやメモを見直してください。 ・分からないところや、興味を持ったところについて、参考文献を読んでください。できる範囲で章末問題にも取り組んでください。 ・宿題が出された時は、その宿題に取り組み、提出してください。
準備学修に必要な時間は、この授業が2単位科目である関係から、予習と復習を合わせて1週当たり3時間とされています。重要なのは時間数よりも内容とは思いますが、1つの目安にはなるでしょう。予習と復習の時間配分は履修者それぞれに任されますが、この授業の履修が進むにつれて、復習にかける時間が相対的に多くなると思われます。
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その他履修上の注意事項 |
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授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | インフレーションに関する復習 | 【第3回】 | 構造的失業に関する議論 | 【第4回】 | インフレーションと失業(1)フィリップス曲線 | 【第5回】 | インフレーションと失業(2)自然失業率仮説 | 【第6回】 | 経済成長(1)資本の蓄積 | 【第7回】 | 経済成長(2)人口成長 | 【第8回】 | 経済成長(3)技術進歩 | 【第9回】 | 消費仮説(1)ライフサイクル理論 | 【第10回】 | 消費仮説(2)恒常所得理論 | 【第11回】 | 投資支出(1)在庫投資、民間固定資本投資 | 【第12回】 | 投資支出(2)企業の投資決定、投資減税の効果 | 【第13回】 | 投資支出(3)住宅投資 | 【第14回】 | マクロ経済学に関する論争 | 【第15回】 | 全体のまとめ |
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