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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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この授業は、地域経済政策学専攻で修士の学位を取得するための研究入門の意味を持っています。本専攻の専任教員がオムニバス形式で、各々の専門分野に則して地域経済政策に関わるテーマを、講義または演習形式で、あるいはこれらを組み合わせて扱います。地域経済には様々な形態があり、それらを研究するためのアプローチの仕方も様々であることを学びます。院生が、自己の追求すべき研究テーマを確定するための道案内的な役割をこの授業は果たします。 この授業は経済学研究科のディプロマポリシーのうちDP1「専攻が掲げる理論と実務に関する基礎知識と高度な専門知識及び研究方法を身につけ」、DP2「専門的なディスカッション能力・・・を身につけ」ることに関連するとともに、地域経済政策学専攻のディプロマポリシーのうちDP1「地域の実態や国際的な実態を把握する能力、地域企業・経済の情報の収集・調査・分析を通じて地域課題を発見する能力」の獲得に関係します。
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授業の到達目標 |
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地域経済政策を研究するためのアプローチには多様性があることを理解し、そのなかで自己の取るべきアプローチを定めることがこの授業の到達目標となります。
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成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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この授業はオムニバス形式で15回行います。各回の担当教員が100点満点で採点し、これを単純平均して1回あたりの評点を算出して成績評価とします。特に学生自身が力を入れて研究したい分野やアプローチの仕方に関するレポートを、学期末に当該分野の教員に提出する場合には、これも成績評価に加味します。この授業では教員との質疑応答やディスカッションを重視しますので、毎回の授業それ自体が学生へのフィードバックとなります。
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4. |
教科書・参考書 |
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事前に指定されたテキストや論文を読み、疑問点や問題点を文章化して各回の担当教員に提出することが求められます。そこで院生は各回の授業担当教員に、当該授業の1週間前までに自らコンタクトを取り、読むべき文献に関する指示を仰ぐことが求められます。なお、今年度の授業のほとんどで、下記のテキストが用いられますが、教員によっては追加文献を指示することがあります。 帝京大学地域経済学科・山川充夫(編)『地域経済政策学入門』八朔社、2017年。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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事前にテキストを読み、疑問点や問題点を文章化し、これを担当教員に提出するために必要な準備学習時間は約3時間と予想されます。
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その他履修上の注意事項 |
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無遅刻、無欠席、無早退は当然のマナーです。なお、事情によっては授業開催曜日時限を時に応じて変更することがありうるので、必ず1週間前までに当該授業担当教員と連絡を取ってください。
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授業内容 |
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【第1回】 | 地域経済政策学入門のねらいと修士課程での学習の仕方(山本健兒) | 【第2回】 | フランスにおける地域経済政策の誕生(乗川聡) | 【第3回】 | 地域振興と大学(玉真之介) | 【第4回】 | 社会関係資本と地域経済政策(松尾浩一郎) | 【第5回】 | 公共政策と地域経済政策(夜久仁) | 【第6回】 | 地方創生への道―「一村一品運動」、「ふるさと創生」そして「地方創生」へ―(内貴滋) | 【第7回】 | 農業政策の推移と現段階―直接支払いの意義と限界を中心に―(加瀬和俊) | 【第8回】 | 日本の周辺的地域と情報化(荒井良雄) | 【第9回】 | 地域経済と地方財政(宋宇) | 【第10回】 | 地域経済と観光産業(五艘みどり)
| 【第11回】 | 企業会計と地域経済政策(浅井康次) | 【第12回】 | 産業連関分析と地域経済政策(溝口佳宏) | 【第13回】 | 地理情報と地域経済政策(丹羽孝仁) | 【第14回】 | NPOと地域経済政策(林田朋幸) | 【第15回】 | 地域経済政策と人材養成教育(古家正暢) |
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