Web Syllabus(講義概要)

2019年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
地理情報分析学特論(Geographical Information Analysis Advanced Course) 丹羽 孝仁
1年 後期 専門科目選択 2単位
【専地前・後期】 19-3-1461-4441

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

昨今、GIS(地理情報システム)を通じた地域課題の発見、分析の重要度が高まっています。本講義では、地域をより深く理解するためのGISの有効性を学びます。行政情報や防災、環境など様々な分野で用いられているGISの事例や具体的な分析技術を紹介します。
この講義ではDP1に関連した知識、技法を習得します。
必要に応じて実習形式で行います。

2.
授業の到達目標

① GIS(地理情報システム)の基礎を理解する。
② 受講者自身がGISの運用に求められる、情報収集、データ加工、空間分析の知識、技術を習得し、地域分析力を身につける。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

レポート(100%)により評価します。
LMS上で採点基準と採点結果をフィードバックします。

4.
教科書・参考書

テキストは設けません。
資料を配付します。
参考資料を適宜紹介します。

5.
準備学修の内容・必要な時間

【予習】
予習は必要ありません。復習を十分に行うことが予習となります。
【復習】
配付した資料を基に講義内容を復習し、習熟してください。その際、自分なりに新たなデータを用いてみるのが良いでしょう。必要に応じて課題を課しますので、それに取り組みLMS上で提出してください(3時間程度)。

6.
その他履修上の注意事項

LMSを活用します。
PCの所有を前提としています。(教室が空いていれば、教室のPCを用いることも可能です)。
また、GISに関わらずITに関連する情報や技術に対する関心を持って受講してください。

7.
授業内容

【第1回】
イントロダクション:地域づくりに求められるGISの力
【第2回】
GISの概要と基礎的理論
【第3回】
主題図の目的と作成方法
【第4回】
様々なGISの形態
【第5回】
GISの現場1:行政におけるGIS
【第6回】
GISの現場2:介護・福祉分野におけるGIS
【第7回】
GISの現場3:防災分野におけるGIS
【第8回】
データ加工1:統計資料へのアクセス
【第9回】
データ加工2:統計資料の加工
【第10回】
データ加工3:位置情報の取得
【第11回】
空間分析1:バッファリングによる空間集計
【第12回】
空間分析2:距離に基づいた空間解析
【第13回】
空間分析3:ネットワーク分析
【第14回】
空間分析4:地域解析
【第15回】
まとめ