Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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農業経済政策学特論(Agricultural Economics and Policy Advanced Course) 玉 真之介
1年 後期 専門科目選択 2単位
【専地前・後期】 19-3-1462-5195

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

この授業では、今日の日本における農業政策を農地政策と食糧政策を柱として歴史的に振り返り、今日の日本農業が直面する課題について考えるための知識と理解を学ぶ。また、ディスカッションを通じて、自らの考えを持てるようにする。それにより、ディプロマ・ポリシーのDP1の習得、並びに複雑な地域の経済問題を理解し、その解決に取り組む能力を養成する。

2.
授業の到達目標

日本の農地政策、食糧政策を歴史的に説明できる。
日本の農業政策の特徴を語ることができる。
日本の農業政策について自らの意見を述べることができる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

毎回の議論への参加(60%)、分担した報告内容(20%)、最終レポート(20%)、毎回、報告者には報告内容の評価をフィードバックします。

4.
教科書・参考書

教科書は指定しません。毎回、講義プリントを配布します。

5.
準備学修の内容・必要な時間

事前に、先週のレジメを再読し、その内容について関心をもつ事項を調べる作業を90分程度行って下さい。
授業後には、90分程度の時間を使って授業で関心をもった事項を調べてみて下さい。

6.
その他履修上の注意事項

7.
授業内容

【第1回】
イントロダクション(授業概要など)
【第2回】
日本の土地制度の特色
【第3回】
古代における農地制度
【第4回】
近世における農地制度
【第5回】
近代における農地制度
【第6回】
戦後改革と農地法
【第7回】
農地制度の転換
【第8回】
これまでのまとめと総合討論
【第9回】
近世の石高制
【第10回】
明治維新と米価
【第11回】
米騒動と食糧増産政策
【第12回】
戦時体制と食糧管理法
【第13回】
戦後の冷戦体制と食糧管理法
【第14回】
自由化政策と流通政策
【第15回】
これまでのまとめと総合討論