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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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整形外科学は運動器の障害を扱う学問です。それでは運動器とは何でしょうか?1年生の時に解剖学や生理学を通して骨や関節、筋肉、神経などを学習しましたが、これらの個々の知識の統合を図りながらその答えを一緒に考えていきましょう。そして運動器の障害に対して、整形外科医はどのようにして診断し、そして治療していくのか、皆さんも整形外科医になったつもりで学習して下さい。 したがって、この授業ではディプロマポリシーの1に関する知識習得を目指すことになります。 本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は医師として医療の実務に携わり、授業では医療現場での実例や実体験を課題などを題材とした講義を行います。
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2. |
授業の到達目標 |
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整形外科学と柔道整復理論との関連性を踏まえ、整形外科の視点から骨、関節、筋などの運動器の損傷に対する評価法、治療法、およびそれらの背景となる基礎理論を説明できることを目標にします。 この目標に対してディスカッションをまじえながら授業を進めていきます。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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小テスト(5%)、期末試験(95%)で評価の予定です。小テストは毎回行い、次の週にその解説を行います。
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教科書・参考書 |
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毎回プリントを配り、それを中心に進めます。 ただし参考書として 社団法人 全国柔道整復学校協会 監修:整形外科学:南江堂 を使用することがあります。
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準備学修の内容・必要な時間 |
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次回の授業範囲に関して、解剖学と生理学を通して基本概念を理解するための準備をしておくこと。 予備学習として具体的には、1.5時間程度、解剖及び生理学の教科書の授業範囲を読み概略を理解し、ノートにまとめておくこと。 復習学習としては、1.5時間程度、プリント及び小テストの内容に沿って十分に理解するように努めること。また疑問点は整理し次回の講義時に聞くようにすること。
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その他履修上の注意事項 |
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下記の内容で進めますが、展開しだいでは若干変更することがあります。
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授業内容 |
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【第1回】 | 「骨は生きている」 生命体にとって『骨』というものの意味・意義について学ぶ | 【第2回】 | 「カルシウムのはなし」 骨から発展させてヒトにとってのカルシウムの意味・意義について学ぶ | 【第3回】 | 「軟骨も生きている」 生命体にとって軟骨の意味・意義について学ぶ | 【第4回】 | 「骨の老化を知る」 骨の老化について学ぶ | 【第5回】 | 「骨折を知る」 骨折の治癒過程を学ぶ | 【第6回】 | 「骨折をもっと知る(1)」 骨折型と外力の関係を学ぶ | 【第7回】 | 「骨折をもっと知る(2)」 骨折に対する整形外科的治療の基本を学ぶ | 【第8回】 | 「骨折について教科書を見てみよう」 参考書を補助資料として、骨折の概念習得の充実を図る | 【第9回】 | 「姿勢のはなし」 二本足で『立つ』ということの意味を学ぶ | 【第10回】 | 「整形外科的治療法(1)」 人工関節の実物を実際に触れて人工関節手術の基本を学ぶ | 【第11回】 | 「整形外科的治療法(2)」 骨折手術器材の実物を触れて骨折手術の基本を学ぶ | 【第12回】 | 「脊髄のはなし(1)」 下行伝導路について学ぶ | 【第13回】 | 「脊髄のはなし(2)」 上行伝導路、深部腱反射、脊髄損傷について学ぶ | 【第14回】 | 「中枢から末梢へ」 末梢神経の基礎について学ぶ | 【第15回】 | まとめ |
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