Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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リハビリテーション医学(Rehabilitation Medicine) 大塚 博史
3年 後期 専門基礎分野必修 2単位
【柔整・後期】 19-1-1482-3824

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

医療技術の進歩によって疾患の治癒率が上昇した一方で、様々な障害や社会的問題を抱える人々は年々増加しており、リハビリテーション医学を学ぶ意義は高まっています。
本授業では、リハビリテーションの現場で見られる疾患・症候について知識を身につけます。そのため、定期試験の他、授業で習った内容を効果的に定着させるため、毎授業冒頭に前回授業内容に関する演習問題を行います。
この授業は、柔道整復学科ディプロマポリシー1ならびに2に関連します。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員はリハビリテーション科において業務に携わっており、授業では、リハビリテーション科での実例や実体験、課題などを題材とした講義、実習を行います。

2.
授業の到達目標

(1) リハビリテーション医学特有の考え方が理解できる。
(2) リハビリテーション医学で対象となる各疾患および障害について説明できる。
(3) リハビリテーション医学で実施される各種評価法および治療法を説明できる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

小テスト(10%)および定期試験(90%)により評価します。
全体の60%以上を取得した者を合格とします。
全授業回数のうち2/3以上の出席がない学生の評価は行いません。
なお、第15回目の授業時にテスト結果に対する解説を行います。

4.
教科書・参考書

『リハビリテーション医学 改訂第4版』, 南江堂, 2019
毎回の授業で資料を配布します。

5.
準備学修の内容・必要な時間

<準備と予習> 下記の各授業教科書ページを一読する。該当内容において、既習基礎科目(解剖学、生理学など)の理解が不十分であった場合、その内容について復習しておく。1時間程度。
<復習1> その日に習った授業内容について、配布資料を復習し、内容の理解や重要キーワードの暗記を徹底する。その上で、授業内容に該当する教科書のページを何度も読み返し、理解の定着に努める。1.5時間程度。
<演習2> 翌週の授業冒頭で行う演習問題について、配布資料と教科書を見返しながら、再度復習を行う。0.5時間程度。

6.
その他履修上の注意事項

7.
授業内容

【第1回】
リハビリテーションの概念
【第2回】
リハビリテーション医学の評価と診断(前半)
【第3回】
リハビリテーション医学の評価と診断(後半)
【第4回】
理学療法、作業療法
【第5回】
補装具(前半)
【第6回】
補装具(後半)、言語療法
【第7回】
脳卒中(前半)
【第8回】
脳卒中(後半)
【第9回】
脊髄損傷
【第10回】
小児疾患、切断
【第11回】
末梢神経損傷、関節リウマチ
【第12回】
心疾患、呼吸器疾患
【第13回】
整形外科疾患、老人のリハビリテーション
【第14回】
リハビリテーションと福祉
【第15回】
期末試験とまとめ