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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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医療技術の進歩によって疾患の治癒率が上昇した一方で、様々な障害や社会的問題を抱える人々は年々増加しており、リハビリテーション医学を学ぶ意義は高まっています。 本授業では、リハビリテーションの現場で見られる疾患・症候について知識を身につけます。そのため、定期試験の他、授業で習った内容を効果的に定着させるため、毎授業冒頭に前回授業内容に関する演習問題を行います。 この授業は、柔道整復学科ディプロマポリシー1ならびに2に関連します。 本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員はリハビリテーション科において業務に携わっており、授業では、リハビリテーション科での実例や実体験、課題などを題材とした講義、実習を行います。
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授業の到達目標 |
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(1) リハビリテーション医学特有の考え方が理解できる。 (2) リハビリテーション医学で対象となる各疾患および障害について説明できる。 (3) リハビリテーション医学で実施される各種評価法および治療法を説明できる。
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成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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小テスト(10%)および定期試験(90%)により評価します。 全体の60%以上を取得した者を合格とします。 全授業回数のうち2/3以上の出席がない学生の評価は行いません。 なお、第15回目の授業時にテスト結果に対する解説を行います。
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教科書・参考書 |
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『リハビリテーション医学 改訂第4版』, 南江堂, 2019 毎回の授業で資料を配布します。
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準備学修の内容・必要な時間 |
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<準備と予習> 下記の各授業教科書ページを一読する。該当内容において、既習基礎科目(解剖学、生理学など)の理解が不十分であった場合、その内容について復習しておく。1時間程度。 <復習1> その日に習った授業内容について、配布資料を復習し、内容の理解や重要キーワードの暗記を徹底する。その上で、授業内容に該当する教科書のページを何度も読み返し、理解の定着に努める。1.5時間程度。 <演習2> 翌週の授業冒頭で行う演習問題について、配布資料と教科書を見返しながら、再度復習を行う。0.5時間程度。
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その他履修上の注意事項 |
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授業内容 |
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【第1回】 | リハビリテーションの概念 | 【第2回】 | リハビリテーション医学の評価と診断(前半) | 【第3回】 | リハビリテーション医学の評価と診断(後半) | 【第4回】 | 理学療法、作業療法 | 【第5回】 | 補装具(前半) | 【第6回】 | 補装具(後半)、言語療法 | 【第7回】 | 脳卒中(前半) | 【第8回】 | 脳卒中(後半) | 【第9回】 | 脊髄損傷 | 【第10回】 | 小児疾患、切断 | 【第11回】 | 末梢神経損傷、関節リウマチ | 【第12回】 | 心疾患、呼吸器疾患 | 【第13回】 | 整形外科疾患、老人のリハビリテーション | 【第14回】 | リハビリテーションと福祉 | 【第15回】 | 期末試験とまとめ |
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