【第1回】 |
構造設計の基本:航空機構造の特徴、構成する部材要素の基本的な役割などにいついて理解する |
【第2回】 |
航空機に作用する荷重:航空機の運用中に不可される荷重について、滞空性審査要領等を含め学ぶ |
【第3回】 |
断面特性:構造設計を考える上で基本となる部材の断面特性について学ぶ。また、曲げによって発生する応力(曲げ応力)を考える |
【第4回】 |
捩り:丸棒の捩りから薄板の捩り、閉断面の捩り、さらにはマルチセル構造の捩りを考える |
【第5回】 |
曲げによる剪断応力:基本的な2軸対称断面梁から翼断面まで剪断荷重を受ける構造の曲げによる剪断応力の計算法を学ぶ |
【第6回】 |
非対称梁:実機構造で多く見られる非対称梁に対する荷重負荷について学ぶ |
【第7回】 |
自由体図と剪断場:フランジとウェブで構成される一般的な航空機構造について、自由体図の考え方に基づいて、板場の剪断流および軸力部材の荷重分布について学ぶ |
【第8回】 |
曲面剪断場:曲面ウェブ構造を剪断場理論に従って解く。また、一般的な航空機構造様式であるセミモノコック構造およびボックスビームの解析方法を理解する |
【第9回】 |
航空機構造の静強度、曲げ破壊強度:構造設計における静強度の考え方および、曲げを受ける部材の塑性後の強度の考え方について学ぶ |
【第10回】 |
圧縮部材の座屈(1):基本的な柱の曲げ座屈から塑性座屈を考慮した実用公式、横荷重を受けた場合の座屈など航空機設計で使われる座屈計算を学ぶ |
【第11回】 |
圧縮部材の座屈(2):主翼外板等に使われるスティフナーが配置された補強パネルの圧縮について学ぶ |
【第12回】 |
圧縮部材の座屈:柱や平板、曲面板に圧縮荷重を負荷した場合に発生する座屈現象とその強度評価について学ぶ |
【第13回】 |
結合接手の強度:航空機構造で使われる、剪断継手、引張継手の強度計算法を学ぶ。また、接着継手についても設計の考え方を示す |
【第14回】 |
張力場:航空機構造に多用される薄板で剪断荷重を分担する構造様式の計算法を学ぶ |
【第15回】 |
航空機構造の疲労強度:航空機構造の疲労について、安全寿命設計の基本となる疲労寿命計算法、および、耐損傷許容設計の基本となる破壊力学の基礎を学ぶ |