Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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演習Ⅱ(Seminar Ⅱ) 溝口 佳宏
2年 後期 専門 基礎系必修 2単位
【地域・後期】 19-1-1504-1971

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

演習に参加する学生さんそれぞれが関心を持つ問題について、主に経済学(いわゆる近代経済学)の手法を用いて分析を行い、その分析結果を一定の形式に則った文章にまとめる、というアプローチを通じて、問題を調査・研究する能力を身につける、というのが、この授業(演習)で目指す事柄です。それゆえ、この授業(演習)は、専門分野についての知識・技能という点や、経済学の手法を用いて地域の問題を調査・研究するという点で、ディプロマポリシーと関連するでしょう。地域経済学科が示すディプロマポリシーの番号との関連ということでいえば、DP1、DP2、DP3のすべてに関連するようです。

上記した「目指す事柄」を達成するための活動が、この授業(演習)での主な内容になります。そのため、演習参加者の持ち回りで、発表をすることが、この授業(演習)の主な内容となります。発表の内容としては、例えば、取り組んでいる問題に関して必要となる文献の紹介や、行っている作業の途中経過などが考えられます。発表者以外の演習参加者は、その発表を踏まえた議論に参加することを求められます。さらに、演習参加者は、各々が設定している問題について、発表した内容や議論の際に受けたコメントなどを踏まえつつ、一定の形式に則った文章の形で成果をまとめ、授業(演習)の最終段階で担当教員に提出します。

状況によっては、取り組んでいる課題の途中経過を、学外もしくは学内で実施される研究発表会で発表し、学外もしくは学内の人々との交流を持つことも、含まれる可能性があります。その場合は、上記の発表会に向けた準備状況を確かめるのも、この授業(演習)の内容に含まれます。

2.
授業の到達目標

この授業(演習)での到達目標は、「問題を調査・研究する能力を身につけている」という1点に集約されます。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

この授業(演習)の最終段階で提出される成果物の水準で決定します。つまり、評価比率は成果物100%です。単位取得に値する成果物を提出するためには、演習の過程で発表を行ってゆくのが必要になるでしょう。そのため、成果物の水準には実質的に、各回の演習における参加状況も含まれます。演習における参加状況とは、主に以下の2点でしょう。
・事前に決められた割り当てに従って発表をしている。
・発表をした際に受けたコメントを成果物の内容に反映させている。

4.
教科書・参考書

演習参加者で共通して使用するテキストはありません。基本的には、発表の内容や進行状況によって、適宜、個別に使用テキストや教材を提示することになります。一方で、演習の進み具合によっては、共通のテキストや使用教材を提示することになるかもしれません。

5.
準備学修の内容・必要な時間

演習の各回は、基本的に演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表に基づいた議論で構成されます。そのため、予習として必要なのは、発表に向けた準備でしょう。たとえば、
・たとえば、取り組んでいる問題についての文献を読み、その内容をまとめること
・それぞれの演習参加者独自の調査を行うこと
が含まれるでしょう。そして、復習として必要なのは、
・発表の際になされたコメントを整理すること
・演習の最終段階では、蓄積してきた材料をもとに、一定の形式に則った文章の形で、取り組んだ成果をまとめてゆくこと
といった事柄になるでしょう。

また、学外もしくは学内で実施される研究発表会に参加する場合は、その準備も準備学修の内容に含まれるでしょう。

準備学修に必要な時間は、この授業(演習)が2単位科目である関係から、予習と復習を合わせて1週当たり3時間とされています。重要なのは時間数よりも内容と思いますが、1つの目安にはなるでしょう。予習と復習の時間配分は履修者それぞれに任されます。一方で、この授業(演習)の内容は、演習に参加する学生さんそれぞれが関心を持つ問題について、主に経済学(いわゆる近代経済学)の手法を用いて分析を行い、その分析結果を一定の形式に則った文章にまとめることであるのを踏まえると、復習にあてる時間が相対的に多くなると思われます。また、この授業(演習)の最終段階に近づくにつれて、その時間は長くなると思われます。

6.
その他履修上の注意事項

7.
授業内容

【第1回】
ガイダンス(演習の進め方やそれぞれの演習参加者が取り組む課題の確認、発表日程の決定など)
【第2回】
演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表を受けた議論
【第3回】
演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表を受けた議論
【第4回】
演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表を受けた議論
【第5回】
演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表を受けた議論
【第6回】
演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表を受けた議論
【第7回】
演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表を受けた議論
【第8回】
演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表を受けた議論
【第9回】
演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表を受けた議論
【第10回】
演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表を受けた議論
【第11回】
演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表を受けた議論
【第12回】
演習参加者の持ち回りによる発表と、その発表を受けた議論
【第13回】
成果物に含まれる内容についての確認
【第14回】
成果物に含まれる内容についての確認
【第15回】
成果物の提出