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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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この授業では、環境問題が地域や国際的な課題となった背景や、環境問題に対する取り組み事例・制度について、基礎的な知識の修得から始めます。修得した知識を基に、環境経済学がこれまでに対象としてきた課題について具体的な事例を通して概説します。調整がつけば、外部講師を招いて環境問題解決に向けた実践事例に関する講演・ワークショップを2回程度予定しています。この授業では、特に地域経済学科の学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP2に関する知識・態度を修得します。
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2. |
授業の到達目標 |
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環境経済の視点から現代社会の全体像について理解を深めることで、環境問題に対して主体的に取り組むための考え方を身に付けることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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平常点とテストで評価します。得点配分は平常点40%、テスト60%です。 平常点は小レポートや質疑応答等を基に評価します。テストは論述式で、知識の修得度と応用力を問います。フィードバックは全授業が終了後に、希望者に対して口頭で行います。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書は使用しませんが、毎回資料を配布します。参考書:鳥越皓之・帯谷博明『よく分かる環境社会学(第2版)』(ミネルヴァ書房、ISBN: 978-4623079346)、東京商工会議所『環境社会検定試験eco検定公式テキスト(改訂7版)』(日本能率協会マネジメントセンター、ISBN:978-4820727026)
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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授業の事前学習として、資料を配付する場合があります。これを通読し、分からない語句は辞書等で調べ、ノートにまとめるようにして下さい(1時間)。事前学習でまとめたノートは、授業時に持参するようにして下さい。事後学習として、配布資料の復習及び図書・新聞・WEB等で授業と関連する事例を調べ、ノートにまとめるようにして下さい(2時間)。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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環境経済学Ⅱ及びエコビジネス論とは相関関係にあります。原則として、授業中は携帯電話・PCの使用を禁止します。携帯電話・PCの使用が必要な際には適宜指示します。また、授業中の私語は禁止とします。受講生の関心や授業の進行状況等により、授業内容が変更となる可能性があります。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション、環境問題とは何か | 【第2回】 | 人間社会と環境を考える | 【第3回】 | 自然保護を考える | 【第4回】 | 身近な自然 | 【第5回】 | 生活と水 | 【第6回】 | 農と食 | 【第7回】 | ゴミ問題 | 【第8回】 | 環境NPO・NGO、ボランティア、市民活動 | 【第9回】 | まちづくり・地域づくりと環境 | 【第10回】 | 歴史的環境と景観 | 【第11回】 | 公害・差別・リスク | 【第12回】 | 開発と資源・エネルギー問題 | 【第13回】 | 地球環境問題 | 【第14回】 | 地域経済と環境 | 【第15回】 | テスト、まとめ |
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