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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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すでに社会調査法の基礎知識を修得している人を対象として、実践的な調査技術を磨くための授業を行います。 授業は講義ではなく実習中心で行います。履修者全員が、それぞれ自分自身で実際に模擬調査プロジェクトを立案し、調査票を作成し、データの収集と分析を行い、結果をまとめて発表します。 卒業研究などでアンケート調査をしてみたい人や、将来マーケティング調査や市民意識調査のような仕事に関わりたい人に特におすすめします。地域の問題を調査・研究する能力を高めることができます。ややハードな面もあるかもしれませんが、それに値する「実学」を追求します。ぜひチャレンジしてみませんか。この授業ではDP1に関する知識、技法、態度を修得します。
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授業の到達目標 |
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統計的な社会調査を自分自身で企画し、データを収集し、その分析を行うことができる実践的な技術を身に付けることを目標とします。
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成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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模擬調査の出来不出来で評価します。評価対象となるポイントと得点配分は、調査デザインの内容(25%)、調査票の作成技術(25%)、データ・ハンドリングの技術(25%)、最終発表の内容(25%)となります。フィードバックは最終回に行います。
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教科書・参考書 |
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教科書は使用しません。
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準備学修の内容・必要な時間 |
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前期開講の授業「社会調査法Ⅰ」の内容を十分に復習してから受講してください。授業外での準備学修や復習がきわめて重要になります。ひとりひとりのプロジェクトの進捗状況に応じて、各回ごとに予習課題および復習課題を指示します。それらの課題に取り組んだ成果を整理してノート等にまとめ、授業に活かせるようにしてください。(あわせて3時間程度)
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その他履修上の注意事項 |
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【重要】 「社会調査法Ⅰ」をすでに履修し単位を取得済であること、あるいはそれと同等の知識を持っていること、表計算ソフトで関数を使った計算ができる程度のコンピュータ操作能力があることを前提として授業を行います。 以上の予備知識等がない場合は、課題を遂行すること(つまり単位を取得すること)が極めて難しくなりますので注意してください。 無遅刻無欠席を心がけてください。欠席するとキャッチアップするのは簡単ではありませんから、万が一欠席した場合は、次回の授業の前までに担当教員と個別にコンタクトをとり、補習課題にとりくんでください。
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授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 調査テーマの設定 | 【第3回】 | 仮説づくり | 【第4回】 | 質問文の作成 | 【第5回】 | 質問文の検討 | 【第6回】 | 調査票の作成 | 【第7回】 | 調査票の検討 | 【第8回】 | 模擬調査の準備 | 【第9回】 | 模擬調査の実施 | 【第10回】 | データ・クリーニング | 【第11回】 | データ集計 | 【第12回】 | データ分析 | 【第13回】 | 仮説検証 | 【第14回】 | 考察とまとめ | 【第15回】 | 成果の発表、講評 |
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