Web Syllabus(講義概要)

2019年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
栃木地域振興事例(Case studies on Regional Improvement in Tochigi) 丹羽 孝仁
3年 後期 専門 地域経済系選択 2単位
【地域・後期】 19-1-1569-4441

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

地方分権に伴い、地域振興の可否は地域に任されています。本講義では、主に栃木の地域振興の実例を通して、地域振興のあり方やその独自性、地域の活性化策を学びます。さらに県外や海外の地域振興事例を、栃木との比較の観点からいくつか紹介します。
この授業では、DP2に関連する知識,能力を習熟します。この授業では、3回に分けてグループディスカッションやポスターツアーなどを行います。
本科目は,実務経験のある教員による授業です。担当教員はうつのみや市政研究センターで政策研究に携わった経験を有し,授業ではその実務経験をもとに地域振興の実例や課題を講義し,また新たな振興の方策について議論します。

2.
授業の到達目標

① 地域振興の視点を理解する。
② 地域開発に関する新たなアイディアを持つ。
③ 自分の考えを言葉・文章で表現できる。
④ 他人の考えに共感できる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

期末レポート(60%)と小レポートなどの平常点(40%)により評価します。
レポートは、LMSを通じて採点基準と採点結果をフィードバックします。

4.
教科書・参考書

テキストは設けませんが、その代わりに毎回資料を配付します。
参考資料を各回のテーマに合わせて紹介します。

5.
準備学修の内容・必要な時間

【予習】
授業の事前にLMSに資料をアップします。事前に通読し、不明な点などを辞書等で調べておいてください(0.5時間程度)。
【復習】
授業後に再度資料を読み返し、理解に努めてください(1.5時間)。
期末レポートの準備となるよう、各地の地域振興に関する情報収集を各自で行い、整理・比較してください(1時間程度)。

6.
その他履修上の注意事項

LMSを活用します。
期末レポートの課題は、早い段階で提示します。時間をかけて取り組んでください。

7.
授業内容

【第1回】
イントロダクション:地域振興の理論と法体制の整理
【第2回】
栃木の地域振興策1:ネットワーク型コンパクトシティ
【第3回】
栃木の地域振興策2:中心市街地の活性化
【第4回】
栃木の地域振興策3:宇都宮ブランド
【第5回】
地域振興の方策を考える1
【第6回】
栃木の地域振興策4:産業振興を通じた働く場の整備
【第7回】
栃木の地域振興策5:鬼怒川温泉の再生
【第8回】
栃木の地域振興策6:那珂川町の取組
【第9回】
栃木の地域振興策7:多様な主体の連携
【第10回】
地域振興の方策を考える2
【第11回】
他の地域振興策:京都府の地域づくり
【第12回】
他の地域振興策:タイにおける一村一品運動
【第13回】
他の地域振興策:ドイツにおけるモビリティマネジメント
【第14回】
栃木における地域振興の方策とは?
【第15回】
地域振興の方策を考える3,まとめ