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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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この授業では、フードシステムにおける多岐にわたる過程・主体の存在や歴史的経緯について、国外を含めた食料事情や食品加工技術や政策等のマクロな視点と、個人の食生活等のミクロな視点の両面から、具体的な事例を通して概説します。調整がつけば、外部講師を招いてフードシステムの事例に関する講演・ワークショップを2回程度予定しています。 この授業では、特に地域経済学科の学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP2に関する知識・態度を修得します。
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2. |
授業の到達目標 |
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現代社会の複雑なフードシステムについて理解し、自身の日常生活とフードシステムがどのように関わっているかについて具体的に説明することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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平常点とテストで評価します。得点配分は平常点40%、テスト60%です。 平常点は小レポートや質疑応答等を基に評価します。テストは論述式で、知識の修得度と応用力を問います。フィードバックは全授業が終了後に、希望者に対して口頭で行います。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書は使用しませんが、毎回資料を配布します。参考書:時子山ひろみ『安全で良質な食生活を手に入れる フードシステム入門』(左右社、ISBN: 978-4903500720)
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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講義の事前学習として、資料を配付する場合があります。これを通読し、分からない語句は辞書等で調べ、ノートにまとめるようにして下さい(1時間)。事前学習でまとめたノートは、授業時に持参するようにして下さい。事後学習として、配布資料の復習及び図書・新聞・WEB等で授業と関連する事例を調べ、ノートにまとめるようにして下さい(2時間)。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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原則として、授業中は携帯電話・PCの使用を禁止します。携帯電話・PCの使用が必要な際には適宜指示します。また、授業中の私語は禁止とします。受講生の関心や授業の進行状況等により、授業内容が変更となる可能性があります。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション、フードシステムとは何か | 【第2回】 | 食と農をどう捉えるか | 【第3回】 | 食生活の成熟とフードシステム | 【第4回】 | 食料消費パターンの変化 | 【第5回】 | 家族構成の変化と食生活 | 【第6回】 | 農畜水産物の生産 | 【第7回】 | 食品製造業 | 【第8回】 | 食品流通業 | 【第9回】 | 食品の貯蔵管理 | 【第10回】 | 食品の安全と安心 | 【第11回】 | 学校・企業における給食の事例 | 【第12回】 | 農産物の流通事例 | 【第13回】 | 農業資材の流通事例 | 【第14回】 | 地域社会とフードシステム | 【第15回】 | テスト、まとめ |
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