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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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この演習では、現地調査で必要となる地域調査の手法を実践的に学びます。これによって、地域経済や地域政策の強みを理解するための視点を学びます。 この演習ではDP2,DP3に関わる知識,技法,態度を修得します。 フィールドワークをアクティブラーニングとして実施します。 本科目は,実務経験のある教員による授業です。担当教員は民間企業と公官庁においてフィールドワーク(実地調査)に携わっており,その実務経験を交えながら,講義と演習を展開します。
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2. |
授業の到達目標 |
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① 地域調査の手法を理解できる。 ② 質的調査を実践できる。 ③ データを解釈することができる。 ④ 自分の考えを言葉・文章で表現できる。 ⑤ 他人の考えに共感できる。
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成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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フィールドワークへの参加と受講生全員でまとめる報告書(70%)、授業への取組姿勢(30%)により評価します。
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教科書・参考書 |
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テキストは指定せず、参考資料を適宜紹介します。
参考書 『新・社会調査へのアプローチ-論理と方法-』大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋編著、ミネルヴァ書房、ISBN:978-4623066544 『社会調査の基礎』北川由紀彦・山北輝裕著、放送大学教育振興会、2015年、ISBN:978-4595315664 『フィールドワークの技法-問いを育てる、仮説をきたえる-』佐藤郁哉著、新曜社、2002年、ISBN:978-4788507883
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準備学修の内容・必要な時間 |
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【準備】 テキストを使用しませんので、特に必要ありません。必要な際にはLMSに資料をアップします。 【復習】 フィールドワークの実施に向け、週ごとに簡易レポートを提出してもらいます。それを添削後に返却し、最終報告書の準備をしてもらいます。簡易レポートは週あたり2時間程度、最終報告書の作成には積算で10時間必要です。
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その他履修上の注意事項 |
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調査地・調査テーマは、講義の頭で皆さんと相談して決定します。 夏期休校期間に2泊3日の合宿調査を行います。 最後に、フィールドワークの成果を報告書としてまとめます。 合宿調査では、地域経済学科から補助が一部でますが、交通費や宿泊費、滞在費で自己負担が発生します。あらかじめ承知おきください。
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授業内容 |
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第1回 イントロダクション:社会調査の目的とフィールドワークの視角 第2回 フィールドワークのテーマと仮説の設定 第3回 調査の対象と方法:量的調査と質的調査 第4回 調査倫理 第5回 既往研究や既存データの活用 第6回 ヒアリング調査とその分析手法 第7回 調査項目の検討 第8回 調査準備①:調査地の概略 第9回 フィールドワークの方法と注意点 第10回 調査票・インフォームドコンセントの作成 第11回 調査準備②:調査対象者の選定・サンプリング <フィールドワーク,2泊3日> 第12回 現地調査のまとめ①:データ入力 第13回 現地調査のまとめ②:さまざまな分析 第14回 現地調査のまとめ③:報告書の作成 第15回 まとめ
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