Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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現代科学と技術入門2(Introduction to Contemporary Science and Technology2) 佐野 和美
1年 後期 総合基礎科目選択 2単位
【地域・後期】 19-1-1615-4747

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

科学はどうやって発展してきたのでしょう? この講義では、我々が触れている現代科学が古代からどのような歴史をたどって成立してきたのかを概観します。後期の授業では、「図説・科学史入門」をテキストに、科学の発達の歴史を分野ごとに辿っていきます。また、科学と社会との関わりについても考えます。最新の科学技術のニュースに関心を持って、授業に臨んでください。
この授業では、 総合基礎の学修目標2、3を習得します。

2.
授業の到達目標

科学技術の発展の歴史を大まかに理解できる
科学的なものの考え方を身に付けられる。
科学リテラシーを身に付けることができる。
現代の最新の科学技術への興味と関心を持つ。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

主に2回のレポート課題で評価します。
レポート2回(80%)グループワークでの貢献度(10%)およびワークシート(10%)。

どこかからのコピペではなく、自分の意見として問いに答えを出せているかを評価します。レポートは返却し、授業内でフィードバックします。
3分の2以上の出席がない場合、レポートのみ提出されても単位は出ません。
グループワークでの積極的な発言・貢献を推奨します。

4.
教科書・参考書

教科書:『図説・科学史入門』橋本毅彦(ちくま新書)ISBN-13: 978-4480069207。
予習復習のために、LMSを利用します。
このほか、必要に応じてレジュメ配布します。

参考書:このほか、授業の中で随時紹介。
『科学史年表』小山慶太(中公新書)ISBN-13: 978-4121016904

5.
準備学修の内容・必要な時間

新聞、テレビ、インターネットのニュースなどで報道される、科学技術に関するニュースに関心を持ってください。
その週に目にした科学技術に関するニュースのうち、特に気になった一つを、なぜそのニュースが気になったのかの理由も含めて毎回メモしてきてもらいます。(予習には各回1時間程度)。
講義各回のスライドは授業後にLMSに掲載するので、次回までに復習しておいてください(復習には各回1時間程度)。
ワークシートなどを配布し、予習もしくは復習課題を出すこともあります(各回30分程度)
評価はレポートで行いますので、レポートの書き方に慣れてください。
レポート作成には3〜4時間/回程度の時間を想定しています。
評価はレポートで行いますので、レポートの書き方に慣れてください。

6.
その他履修上の注意事項

7.
授業内容

【第1回】
ガイダンス。今一番ホットな科学とは
【第2回】
2018年の科学技術トピックスから
【第3回】
2019年度のノーベル賞の紹介(予定)
【第4回】
グループディスカッション:科学と魔法は何が違うのか
【第5回】
天文学の歴史〜テキスト47-87ページをもとに天文学の歴史を学びます
【第6回】
気象学の歴史〜テキスト89-126ページをもとに気象学の歴史を学びます
【第7回】
地質学の歴史〜テキスト127-166ページをもとに地質学の歴史を学びます
【第8回】
動物学と植物学の歴史〜テキスト167-214ページをもとに動物学と植物学の歴史を学びます
【第9回】
人体(医学)の歴史〜テキスト215-250ページをもとに人体(医学)の歴史を学びます
【第10回】
生命科学の歴史〜テキスト251-286ページをもとに生命科学の歴史を学びます
【第11回】
分子、原子、素粒子の歴史〜テキスト287-328ページをもとに分子、原子、素粒子の歴史を学びます
【第12回】
生命科学の現在(動画視聴予定)
【第13回】
原子力・素粒子研究の現在(動画視聴予定)
【第14回】
グループディスカッション:未来の科学、科学の未来
【第15回】
講義のまとめ。最終レポート課題提出