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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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オブジェクト指向プログラミングでは、オブジェクトという部品を作成し、それらを組み合わせてソフトウェアを構成します。大規模なソフトウェア開発において、オブジェクト指向プログラミングは必要不可欠の方法論でありひとつひとつの部品を確実に作って組み立てる必要があります。この授業ではJava言語を用いて、「正しく動作するプログラムを書けること」だけでなく、「オブジェクト指向プログラミングの考えに沿ったプログラムを書けること」を目指します。具体的には次のような内容を学びます。 ・クラス ・フィールドとメソッド ・コンストラクタ ・クラスライブラリ ・継承 ・パッケージ ・抽象クラス ・インタフェース 本講義は、本学科のディプロマポリシー3に関連します。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)オブジェクト指向プログラミングの用語に慣れる。 (2)用語の概念を理解する。 (3)具体的にコードとして記述してプログラムとして実装することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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第1~14回までの全ての課題を提出することで科目修得試験の受験資格が得られます。 (採点結果がLMSに反映されていない場合でも課題が提出されていれば認めます。)
科目修得試験は60点以上を合格とします。成績評価は課題30%、試験70%とします。 試験の回答はLMS上に掲示します。提出された各課題の講評をLMSから個別に返します。
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教科書・参考書 |
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教科書:特定の書籍は使用しません。教材をLMS上に掲載します。また、PCにEclipseとJDKをインストールして使用します。
【参考書】 齋藤隆・内藤宏志著、演習でマスターするJavaプログラミング、共立出版(ISBN 4-320-12094-9)
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準備学修の内容・必要な時間 |
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各回の学習方法は以下の手順で進めてください。
1. コンテンツの説明をよく読んで理解し、サンプルプログラムの動作などを確認します。(45分) 2. セルフテストを使って自身の理解度をチェックします。セルフテストにおいて間違えた箇所は対応する説明を再度読むなどして理解を深めてください。(15分) 3. 最終課題(提出課題)に取り組み、作成したプログラムおよびソースコードを提出します。(60分)
なお,内容において不明な点、疑問点がある場合、担当教員へ質問してください。また、必要であれば担当教員のコメントに対応して再提出してください。
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その他履修上の注意事項 |
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LMS上の学習モジュールを使ったセルフラーニング型の授業を行います。授業1回分の学習内容が1つの学習モジュールに収められています。
他人のコードをコピー&ペーストして自分自身で取り組んだものと偽って提出しないでください。学ぶ人も評価する人も時間・労力の無駄です。不明な点があるならば担当教員に質問しながら頑張って自分で取り組んでください。なお,そのようなコピペ課題は強制的に全て0点とするとともに、コピーさせた者とコピーした者の両者をS判定なしとします。 ただし、他人に相談したり,アドバイスを聞いたりして課題に取り組むこと自体は構いません。
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授業内容 |
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【第1回】 | プログラミング1,2の復習、プログラミング3への導入 | 【第2回】 | オブジェクト指向プログラミングの概要 | 【第3回】 | フィールド、メソッド、アクセス制御(1) クラスの書き方 | 【第4回】 | フィールド、メソッド、アクセス制御(2) パッケージを用いたクラスの管理 | 【第5回】 | 総合演習(1) | 【第6回】 | JUnitの使い方(1) | 【第7回】 | オーバーロード | 【第8回】 | コンストラクタ | 【第9回】 | 総合演習(2) | 【第10回】 | JUnitの使い方(2) | 【第11回】 | 継承(1) | 【第12回】 | 継承(2) | 【第13回】 | 総合演習(3) | 【第14回】 | 総合演習(4) | 【第15回】 | 総合演習(5) |
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