Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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特別活動の指導法(Study of Extra-Curricular Activities) 和田 孝
3年 テキスト授業Ⅱ・Ⅳ 教職科目 2単位
【通信・Ⅱ・Ⅳ】 19-1-1695-1761

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

学校教育の機能としての集団活動を基盤とした特別活動は、生徒の個性の伸長を図るとともに、社会性の育成の場として意義をもつ教育活動です。
特別活動の意義やねらいの理解、指導の実際を学ぶことを通して実践的な指導力を身に付けていきます。

2.
授業の到達目標

(1)特別活動の教育的意義、教育課程上の位置づけ及び活動内容を理解できる
(2)特別活動の指導案、指導資料が作成できる
(3)特別活動の指導の基本である集団活動や話し合い活動などの指導法の基本を身に付けることができる

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

課題レポート(50%)及び科目修得試験(50%)で総合的に評価する。
レポートについては、解説を付記し返却する。

4.
教科書・参考書

教科書:新学習指導要領準拠(改訂版)「特別活動指導法」(日本文教出版)ISBN978-4-536-60100-9

参考書:中学校・高等学校「学習指導要領」及び「学習指導要領解説 特別活動編」(平成29年3月公示 文部科学省)

5.
準備学修の内容・必要な時間

・各回の履修に当たっては、教科書の「資料編」等を参考に、関係法令や基本用語について理解を深めておくこと(各1時間)
・各活動等の実践的な内容の履修については、自分が中学校・高校時代に体験した「学級活動・ホームルーム活動」「生徒会活動」「学校行事」について具体的に活動内容を整理しておくとともに、それぞれの活動等の教育的意義についてレポートを作成しておく。(各2時間)

6.
その他履修上の注意事項

7.
授業内容

【第1回】
特別活動の基礎基本① (1)特別活動の特質、教育的意義 (2)特別活動の経験と学び
【第2回】
特別活動の基礎基本② (3)特別活動の教育課程上の位置付け (4)特別活動の変遷
【第3回】
特別活動の指導原理① (1)特別活動の目標と内容 (2)特別活動における人間関係形成 
【第4回】
特別活動の指導原理② (3)特別活動における話合い活動(4)特別活動の指導計画の作成と指導
【第5回】
特別活動の指導原理③ (5)特別活動における評価
【第6回】
特別活動と組織的取組 ・特別活動と学校・学年・学級経営 ・特別活動と地域、保護者との連携 ・特別活動とカリキュラムマネジメント
【第7回】
特別活動と関連教育指導① (1)特別活動と道徳教育 (2)特別活動とキャリア教育
【第8回】
特別活動と関連教育指導② (3)特別活動と生徒指導(4)特別活動と学級経営(5)特別活動と部活動
【第9回】
特別活動の実践① 学級活動・ホームルーム活動の実践(1)学級活動・ホームルーム活動の目標と内容、内容の取扱い
【第10回】
特別活動の実践② 学級活動・ホームルーム活動の実践(2)指導計画の作成
【第11回】
特別活動の実践③ 学級活動・ホームルーム活動(3)学習指導案の作成
【第12回】
特別活動の実践④ 生徒会活動(1)生徒会活動の目標と内容、意義と役割 
【第13回】
特別活動の実践⑤ 生徒会活動(2)指導計画の作成と内容の取扱い 
【第14回】
特別活動の実践⑥ 学校行事(1)学校行事の目標と内容
【第15回】
特別活動の実践⑦ 学校行事(2)指導計画作成と内容の取扱い