Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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情報と職業(Information in the Profession) 横山 明子
4年 メディア授業Ⅱ・Ⅳ 専門科目選択 2単位
【通信・Ⅱ・Ⅳ】 19-1-1706-2354

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

 この授業は、教職課程の情報の免許を取得する際に、教科(情報)に関する科目です。情報に関わる職業人としての在り方について、情報化社会の特徴とともに理解できるようにします。
 具体的には情報産業の社会の特徴を考えるとともに、情報産業には職業があるのかについて理解を深めます。さらに、高校生が将来、情報産業技術者として働くためのキャリア発達とその支援(キャリアカウンセリング)のあり方について理解します。
 これらの理解をもとにして、高校生の情報産業に関する職業選択を支援するのための教材作成を行います。その際、著作権などについても学びます。
 授業方法については、LMSを用いて行います。LMSに課題を掲載し、提出していただきます。
 ディプロマポリシーとの関連性については、科目表を参照してください。

2.
授業の到達目標

情報に関わる職業人としての在り方について、情報化社会の進展に伴い社会生活に不可欠な ICT(Information & Communication Technology)という視点から考えていきます。情報を専門とする生徒についてキャリアカウンセリングを考えていきます。情報社会の特質について学ぶことにより、社会科学の知識を深めます。
1.私(学生)は、情報産業の社会にはたす役割を説明できます。
2.私(学生)は、情報産業に携わる職業の種類と特徴について説明できます。
3.私(学生)は、高校生が情報産業技術者として働くためのキャリア発達の支援(キャリアカウンセリング)のあり方について説明できます。
4.私(学生)は、生徒のキャリア発達の支援と職業選択のための教材を提案できます。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

作成した教材とレポート(60%)、科目修得試験(40%)によって評価します。
ラーニング・ポートフォリオは返却し、解説をします。
作成した教材とリポートについては、LMSに解説をします。
最終レポートについては、LMSに解説をします。

4.
教科書・参考書

LMSを使用します。

5.
準備学修の内容・必要な時間

第1回~第3回 情報社会論の内容を復習しましょう(1時間程度)
社会の特徴について、課題図書を読んでレポートを作成します(5時間程度)。
できるだけ多くの情報産業について調べておきましょう(3時間程度)。

6.
その他履修上の注意事項

教職課程登録者(情報免許)のための授業です。できる限り、情報社会論を履修してください。

7.
授業内容

【第1回】
学習目標と計画についての説明を行います。
【第2回】
情報の概念について考察しレポートにまとめます。
【第3回】
情報化社会の社会変革について、資料や図書を読んで学びます。
【第4回】
教材作成1 
情報化社会の社会変革について、高校生に教えるための教材の概要を作成します。
【第5回】
教材作成2
情報化社会の社会変革について、高校生に教えるための教材の詳細を作成します。
【第6回】
情報化社会の社会変革について、高校生に教えるための作成した教材をもとにレポートを作成します。
【第7回】
ITSS(ITスキルスタンダード)についての概要について資料を調べます。
【第8回】
ITSS(ITスキルスタンダード)についてその意義について資料を調べます。
【第9回】
ITSS(ITスキルスタンダード)についてその活用方法について資料を調べます。
【第10回】
教材の作成3 ITSSを高校生に教える教材を作成するための資料を収集します。
【第11回】
教材の作成4 ITSSを高校生に教える教材のための概要を作成します。
【第12回】
教材の作成5 ITSSを高校生に教える教材の詳細を作成します。
レポートを作成します。
【第13回】
資料を基にして、高校生・大学生の情報技術者志望者への支援について学びます。
【第14回】
学校現場での情報技術者のキャリア教育のあり方についてレポートを作成します。
【第15回】
まとめ
授業のまとめと各自のレポートの講評を行います。