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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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この授業では、教育実習の事前の準備および事後の振り返りを行います。教育実習は、これまでの教職科目や専門科目での学修の集大成として、実習校において指導教諭の指導の下、実際の教育実践に携わります。この授業では、教育実習での学びがより豊かになるように、教育実習生としての心がまえや基礎的な知識・技能を確認するとともに、教育実習後の振り返りを通して、将来教員になる上での適性や課題を自覚することを目指します。 この授業では講義だけでなく、グループによるディスカッションやプレゼンテーションなどを実施します。
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2. |
授業の到達目標 |
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本授業では、次の2つを目標とします。 (1) 教育実習生としての役割を理解するとともに、教育実習に取り組む上での姿勢や技能を確認する。 (2) 教育実習の振り返りによって、教員になる上での適正を判断するとともに、課題を自覚する。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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プレゼンテーション40%、レポート40%、ワークシート等の提出物20% ・回収したレポートや提出物には、コメントを加え返却します。 ・プレゼンテーションには、コメントします。
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教科書・参考書 |
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教育実習を考える会(編)『新編 教育実習の常識――事例に基づく必須66項』蒼丘書林、2000年。ISBN: 9784915442117。740円+税。 その他、適宜資料を配付します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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○事前指導 事前学修として、教育実習の不安や疑問点を明文化し、授業中に解決できるようにしてください(30分)。 事後学修として、授業の内容を受けて、教育実習で取り組みたいことや学びたいことを具体的に検討してください。また、教育実習に向けて、実習校との連絡・打ち合わせや、教材研究、学習指導案作成などに取り組んでください(2時間)。
○事後指導 事前学修として教育実習で作成した指導案やワークシート、その他の資料などを整理するとともに、教育実習の振り返りを行い、グループメンバーに報告できるようにしておいてください(1時間)。 事後学修として、実習について省察したことを踏まえ、弱点克服のために、教科内容の勉強や、ボランティア活動などに取り組んで下さい(2時間)。
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その他履修上の注意事項 |
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特になし。
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授業内容 |
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○事前指導 【第1回】教育実習の意義 【第2回】教育実習生の義務 【第3回】授業観察の基礎 【第4回】学級活動・ホームルーム活動の基礎 【第5回】教科指導の基礎 【第6回】プレゼンテーション――教育実習で学びたいこと
○事後指導 【第7回】教育実習の省察 【第8回】課題克服のための方途の検討(レポートの作成)
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