Web Syllabus(講義概要)

平成31年度

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生体情報処理論(Introduction to Biosignal) 小川 充洋
1年 テキスト授業通年 専門科目選択 2単位
【専通・通年】 19-3-1721-3315

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

各種生体信号について、その生理的・物理的あるいは化学的機序と、計測法を学びます。
また、生体信号の解析手法についても取り扱います。
この科目は、DP1とDP3に関連します。

2.
授業の到達目標

生体(とくにヒト生体)について知るためには、生体を何らかの手法を用いて計測しなければなりません。また、そのとき計測された信号のことは「生体信号」と呼ばれます。本授業では、生体信号について、その計測法と処理法について扱います。具体的には、心電図、筋電図、脳波、光電脈波、心弾動図など、医療およびその関連現場で広く用いられている生体信号について学びます。また、最新の生体計測技術についても、論文や資料などを示し、紹介して議論を行います。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

レポート課題(2回を予定)および試験の結果に基づいて評価します。評価の割合は、レポート課題35%×2回、試験30%とします。
レポートについては、合格時に講評を行います。レポート不合格時には、問題点を指摘します。

4.
教科書・参考書

以下の教科書を入手してください。
1.「生体用センサと計測装置」 山越憲一、戸川達男 共著 (コロナ社), ISBN: 978-4339071313

電気工学に関する理解に問題がある場合は、以下の参考書を入手してください。
2.「医用電子工学」 松尾正之、根本幾、南谷晴之、内山明彦 共著 (コロナ社)ISBN: 978-4339071252

英語教科書としては、
3.Tatsuo Togawa, Toshiyo Tamura, P. Ake Oberg, Biomedical Sensors and Instruments, Second Edition, CRC Press, ISBN: 978-1420090789 (kindle版あり)
を推奨しますが、入手は必須ではありません。

5.
準備学修の内容・必要な時間

教科書や教材などを用いて次回の授業範囲を予習し、どこが疑問点であるかを自分で確認してから各回講義範囲に進んでください。
疑問点については放置せず、適宜、担当者に質問してください。
なお、暗記は意味がありませんので、教科書中の用語などを暗記する必要はありません。
また、成績評価に関連するレポートを課しますので、締め切り厳守で執筆・提出してください。
標準的な予習時間は当該期間において15時間、復習時間は30時間です。

6.
その他履修上の注意事項

LMSを用います。
レポートの内容に関して議論が必要な場合、電子メールなどで連絡する場合があります。

7.
授業内容

【第1回】
計測の基本事項
【第2回】
生体内圧の計測1(血圧計測を中心に)
【第3回】
生体内圧の計測2(各種非侵襲生体内圧計測について)
【第4回】
生体内の流れの計測1(生体内流れの生理学的な紹介)
【第5回】
生体内の流れの計測2(生体内流れの計測について)
【第6回】
生体の力学に関する計測1(静力学を中心に)
【第7回】
生体の力学に関する計測2(動力学を中心に)
【第8回】
体温および熱流の計測(温熱生理と熱計測)
【第9回】
生体電磁気量の計測1(電磁気量計測の基本)
【第10回】
生体電磁気量の計測2(生体電気計測について)
【第11回】
生体電磁気量の計測3(生体磁気計測について)
【第12回】
生体化学量の計測1(in vivoないしin vitro生化学計測の意義について)
【第13回】
生体化学量の計測2(生化学センサ・計測法について)
【第14回】
デジタル生体信号処理
【第15回】
生体信号に関する最新トピックス