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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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Human Factorsに立脚しながら、CRM,LOFT,事故事例等を学び安全への具体的な取り組みを学習します。この授業は主に講義形式ですが、適宜実習を行います。DP2に関する知識を修得します。 本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は企業においてヘリコプター運航の業務に携わっており、授業では、企業における実例や実体験、現場での課題などを題材とした議論等を行います。
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2. |
授業の到達目標 |
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航空安全確保のメソッドと取り組みを学習し、航空の安全とは何かを理解できるようになることを目標とします。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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小テスト(50%)、レポート内容(50%)の割合で評価します。テストの解答を解説します。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:『ヒューマンエラー 第2版』(小松原明哲 著、丸善出版、ISBN978-4-621-08057-3)
参考書:『事故は、なぜ繰り返されるのか』(石橋明 著、中央労働災害防止協会,ISBN978-4-8059-1027-6) 参考書:『ヒューマンファクターズへの実践的アプローチ』(ブックス・フジ) 参考書:『AIM-J』(JAPA,ISBN978-4-931160-02-6)
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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予習として、授業終了時に指定した用語について調べてノートにまとめてから授業に臨んでください。(1時間) 復習として、事例研究を課しますので資料を調べてレポートにまとめ、次回の授業で発表してください。(2時間)成績評価の対象とします。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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適宜、小テストを行い理解度の確認をします。
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授業内容 |
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【第1回】 | 航空安全概論について学びます。 | 【第2回】 | ヒューマンエラーについて学びます。 | 【第3回】 | 人間の能力の限界について学びます。 | 【第4回】 | 錯誤と失念について学びます。 | 【第5回】 | 知識不足・技量不足のヒューマンエラーについて学びます。 | 【第6回】 | 違反と背後要因について学びます。 | 【第7回】 | チームエラーとCRMについて学びます。 | 【第8回】 | 安全文化について学びます。 | 【第9回】 | 安全に関する原理原則について学びます。 | 【第10回】 | 航空安全と法体系、安全への取り組み、安全マネジメントについて学びます。 | 【第11回】 | 安全支援装置について学びます。 | 【第12回】 | 事故事例Ⅰについて学びます。 | 【第13回】 | 航空事故事例について学びます。 | 【第14回】 | 航空事故事例(ヘリコプター事故)について学びます。 | 【第15回】 | 安全啓発運動の紹介及びまとめ |
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