1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
|
この授業の狙いは、エレクトロニクスの知識を能動的に収集して、それを希望する形にする手法を身に付けることにあります。 この授業は第2回から第6回が実験・実習。第7回から第13回がグループ活動。第11、14、15回にプレゼンテーションとディスカッションを行います。 この授業ではDP2とDP4Eに関する知識、技法、態度を修得します。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
(1)学生は、組み込みシステムを使って目的とする機能を持ったシステムを構築できる。 (2)学生は、D/A変換、A/D変換に関するマイコン(Arduino)の基本的なプログラムを自分で書くことができる。 (3)学生は、センサからの信号をArduinoで処理し、モータなどの機器を制御することができる。
|
3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
|
・プレゼンテーション(40%)、作品(40%)、宿題と実験ノート(20%)で評価します。 ・毎回の実験でアンケートを提出してもらいます。教員はそのアンケートを元に次の授業に不明な点の解説・ワンポイントアドバイス等のフィードバックをかけます。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
・第1回から第6回の授業で使用するプリントやスライドは授業の二日前までにLMSにアップロードします。 ・希望する参考書があれば申し出てください。教員が貸与します。
|
5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
|
・予習:第2回~第6回はプリントに載せたマイコンの注釈が宿題です。授業の初めに宿題の提出を求めます。第7回~第13回では、マイコンのプログラムをあらかじめ作成して授業に臨んでください。(1.5時間以上) ・復習:実験で学んだプログラム技法や回路図を実験ノートにまとめてください。(1.5時間以上)
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
・「エレクトロニクス基礎実験1・2」 と「エレクトロニクス実験1」を履修していることが望ましい。 ・「電子デバイス」はこの授業と連動して理論面の補足をします。履修を強く勧めます。 ・エレクトロニクスコース以外の学生も受講可能ですが、必ずガイダンスに出席し担当教員と相談してください。
|
7. |
授業内容 |
|
【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | マイコン(Arduino)のディジタルI/Oの実習をします。 | 【第3回】 | D/A変換、A/D変換の実習をします。 | 【第4回】 | PWMによるLEDとモータの制御に関する実習をします。 | 【第5回】 | シリアル通信(UART)を用いてマイコンとPCの通信実習をします。 | 【第6回】 | シリアル通信(I2C)を用いてマイコンとセンサの通信実習をします。 | 【第7回】 | 5分間プレゼンテーション「私が企画するミニ学生実験」 | 【第8回】 | ミニ学生実験に用いる教材・資料のプロトタイプを作製します。 | 【第9回】 | ミニ学生実験に用いる教材・資料のプロトタイプを作製します。 | 【第10回】 | プロトタイプを使ってミニ学生実験の予行演習をします。 | 【第11回】 | 5分間プレゼンテーション「ミニ学生実験予告編」 | 【第12回】 | 本番のミニ学生実験に用いる教材・資料を作製します。 | 【第13回】 | 本番のミニ学生実験に用いる教材・資料を作製します。 | 【第14回】 | ミニ学生実験1(第一組主催)と意見交換 | 【第15回】 | ミニ学生実験2(第二組主催)と意見交換 |
|