2019年度
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マルチメディアとは、画像・音・テキストなど複数の要素メディアを統合した情報伝達媒介と定義されます。本講義では、各メディアをコンピュータで扱うための理論と方法を修得することを目指し、マルチメディアを構成する主な要素である音・テキストに着目し,それらをコンピュータで扱うための基礎理論と応用技術を学びます。また、各要素メディアを扱うための基本技術となるパターン認識技術についても解説を行います。本講義は、主に講義形式で授業を展開しますが、適宜演習を行うことで、メディア処理技術に対する理解を深めます。本講義は、ディプロマポリシーのDP4Mと関連します。
(1)簡単なパターン認識技術について理解し、その方法を修得する(2)音メディア処理技術について理解し、その方法を修得する(3)テキストメディア処理技術について理解し、その方法を修得する
期末試験(70%)およびレポート・課題(30%)により評価します。全体の60%を取得した者を合格とします。試験はLMSに正解例を掲示します。提出されたレポート・課題は個別にLMSより講評を返します。
【教科書】尾内理紀夫, "マルチメディアコンピューティング," コロナ社, 2008.必要に応じて、補足資料をLMSに掲載します。【参考書】榎本美香, 飯田仁, 相川清明, "マルチモーダルインタラクション," メディア学体系2, コロナ社, 2013.中川聖一(編), "音声言語処理と自然言語処理," コロナ社, 2013.板橋秀一, "音声工学," 森北出版, 2005.
教科書あるいはLMSに掲載される授業資料を読み、「ワークシート」を作成してから授業に臨んでください。ワークシートは授業開始時に提出してください。これには1時間以上の学習時間が必要です。授業の最後に課題を出しますので,締め切り日までにLMSより提出してください。この作業には約2時間を要します。