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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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4年生にとっては大学生活の締めくくりの年度であるので、勉学の仕上げの意味で、今後の生活と仕事にもつながるような経済・企業・労働についての何らかのテーマを定め、自分の生きがいとむすびつけてそれに関する勉学に踏み出す準備の年としたい。この授業はその方向につながるように、就職活動などの中で垣間見られる日本経済・企業の特徴や問題点についての問題意識や情報を自由に交換し議論できる場としたい。
この授業を通じて、DP1、DP2、DP3に関する知識、技能、態度を修得します。
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2. |
授業の到達目標 |
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本学のディプロマポリシーとして掲げられた能力(DP1、DP2、DP3)の完成を目指し、これまでの授業から得た知識やスキルを担当教員の指導の下でさらに深めることを到達目標とします。
大学4年間の自分の知的生活の成果について見直し、社会人として通用するように、社会的常識や基礎的学力を充実させる必要性について自覚できるようになります。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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・レポートその他の課題(50%)、授業態度(50%)。
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教科書・参考書 |
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教科書は指定しません。社会人となるための準備として知っておいた方が良い参考文献としては、古典的著作のエッセンス部分を配布して議論します。その結果、本体を読んでみようという気になることが期待されます。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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実社会で働くために就職活動期間以降、否応なしに自分が希望した業界事情については詳しくなっていくでしょうから、そうした印象を意味あるものにするためにも、客観的なデータにもとづいて当該業界・当該企業について勉強することを勧めます。
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その他履修上の注意事項 |
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・原則として「演習Ⅲ・Ⅳ」の担当教員が「演習Ⅴ」を担当します。
・開講時に担当教員に授業方針を確認してください。
・単位の履修、就職活動、卒論の準備などの状況について、担当教員に随時連絡し、助言を受けてください。
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7. |
授業内容 |
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・就職希望の業界、企業についてどのように情報を得たのか、それが自分の性格・信条にあっていると判断した理由は何か、今後どのような仕事をしていくことになるか、それは自分や社会にとってどのような意味を持つのかなどについて自由に議論します。
・各自の興味を持つ業界、企業について客観的情報にもとづいた分析をし、プレゼンテーションを行います。
・個別の企業、産業分野を離れた日本経済・世界経済全体の状況について、働く立場で必要な知識を得られるように議論しあいます。
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