Web Syllabus(講義概要)

平成31年度

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ライフデザイン演習Ⅰ(Life Design Seminar Ⅰ) 加瀬 和俊
1年 前期 コミュニケーション必修 2単位
【地域・前期】 19-1-1780-4203

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

 大学生としての知的生活の本格化の時点にあたって、知識を教えられる受動的状態から、日常生活と社会的諸事件の中から解くべき問題点を見出し、社会科学の方法を武器としてそれを分析し、問題を解決する方法を検討するという知的訓練を、少人数のディスカッションを中心とする形式で行うことがこの科目の意図するところです。通常の授業とは異なって黙って聞いているのではなく、相互討論の中で他人を説得するために自分の意見をより確かなものにしていく積極的な参加が求められています。この科目は社会人として、意思表示、相手の説得、討論を通じての自身の見解の修正・高次化のための訓練の場であり、これを通じて学修目標3の水準に到達することが課題です。

2.
授業の到達目標

 毎回の議論を通じて討論の仕方に習熟していきます。討論に際しての自分の論旨展開の弱点について自覚し、自分の見解を主張する際には、なぜそう考えるのかについての根拠・エビデンスを絶えず説明できるようになります。
社会問題・経済問題についての報道に積極的に接し、選挙権を有する責任主体として、それぞれの問題について自分の意見を持つとともに、情報の摂取・討論を通じて自分の見解を絶えず見直し、高次化する態度を身に着けます。
 議論しあった内容や自分の主張を、短時間で簡潔な文章にすることができるようになります。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

 演習への積極性、発言の活発さ、論旨の妥当性、発想の独創性など、知的生活への能動的接近態度が評価の基準となります。また、個人プレーではなく、知的な共同作業として演習の場が活性化するために協力を惜しまないことが求められます。

4.
教科書・参考書

 教科書・参考書は使いません。毎回教師が新聞・雑誌等の記事、映像などを提供し、なぜその話題を取り上げるのかを説明した上で、そこで示されている論点を参考にして自由に討議するようにします。

5.
準備学修の内容・必要な時間

 復習としてはその日の議論の中で言及されたキーワードなどについて辞典等によって調べてノートに整理して知識を確実なものとするとともに、討論の中で確認できた論点、未確定の論点、議論の中でうまく言えなかったこと等もノートに記入し、必要に応じて次の討議の際に発表しあうようにします。予習としては、新聞、テレビ等でふれた経済記事等のうち、議論してみたい論点、関心はあるが十分に理解できない問題などについてノートしておき、演習の場で積極的にそれについて提案するようにします。それらの予習・復習合わせて、演習時間と同じ位の時間を準備学修に費やします。

6.
その他履修上の注意事項

 演習は討論に参加することが不可欠なので、無断欠席はしないでください。やむをえず欠席した場合は、その日の演習テーマに関わる論点について短いレポートを提出する義務を負います。

7.
授業内容

【第1回】
自分の今を知る①ーライフコースと世帯類型
【第2回】
自分の今を知る②ー産業構成
【第3回】
自分の今を知る③ー経済基盤=家計構成
【第4回】
自分の今を知る④ー大学生であること
【第5回】
自分の将来を考える①ー世帯形成
【第6回】
自分の将来を考える②ー職業選択
【第7回】
自分の将来を考える③ー住宅問題
【第8回】
自分の将来を考える④ー子供の教育問題
【第9回】
職業と生きがい①ー経営者の場合
【第10回】
職業と生きがい②ー市町村職員の場合
【第11回】
職業と生きがい③ー医師の場合
【第12回】
職業の社会的連関①ー学生アルバイトの社会的位置
【第13回】
職業の社会的連関②ー衰退産業と転職
【第14回】
職業の社会的連関③ー働き方の国際比較
【第15回】
まとめの討論