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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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当ゼミナールは、日本の国家財政のことや課題などを確認しながら、地方財政との関係、そして、自分が住んでいる地方自治体の財政状況を知り、自発的に地域が抱えている問題を発見し、さらにその解決策を考えてみることを主たる活動目的とします。演習Ⅰを引き続き、ゼミ生の関心問題に従って、検討課題の設定を行います。 演習Ⅱではグループワークにより、調査、資料調べ、文章作成とプレゼンテーションを行います。 この演習はDP1、DP2、DP3に関する総合力を身につけます。
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2. |
授業の到達目標 |
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「演習Ⅱ」は課題を発覚する能力、そしてそのために収集すべき資料や行われるべき調査、さらに学習すべき知識を自分またはグループの知恵で生み出せることを目標とします。履修者は共同活動と個人活動を通じて、チームワークを味わいながら、個人の考えを固め、深めることができます。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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・授業内活動(50%)、最終報告会の完成度(50%) (注)基本的に無欠席(最終報告会の出席を含む)が成績評価の対象とします。
・フィードバックの方法 ①最終報告会への報告資料を全員で共有し、適宜にフィードバックします。 ②個人面談を行い、フィードバックします。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書の指定なし。必要に応じて、プリントを配布します。 以下、参考章として提示しておきます。 金澤文男(2005)『財政学』有斐閣。 沼神野直彦(2007)『財政のしくみがわかる本』岩波ジュニア新書。 沼尾波子・池上岳彦・木村佳宏・高端正幸(2017)『地方財政を学ぶ』有斐閣。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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予習: 授業外の共同課題と個人課題の作成(2時間)
復習: 最終報告会に向けてのリハーサルや練習(第10回から第13回の間、1時間)
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その他履修上の注意事項 |
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・毎回の出席が求められます。無断欠席が認められません。 ・ゼミ形式のため、人数や進行レベルにより、授業計画のズレや修正があります。 ・最終報告会とは地域経済学科の「ゼミ合同発表会」を指します。 ・評価の材料が少ない方は、別課題または全員向けの自由課題を要求する場合があります。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | 前期のまとめ、整理、後期の進行 | 【第2回】 | 輪読した本から課題提起 | 【第3回】 | 関連する課題の資料調べ(個人活動) | 【第4回】 | グループワーク① | 【第5回】 | グループワーク② | 【第6回】 | グループワーク③ | 【第7回】 | グループワーク④ | 【第8回】 | グループワーク⑤ | 【第9回】 | 資料まとめ、PPT作成① | 【第10回】 | 資料まとめ、PPT作成② | 【第11回】 | 資料まとめ、PPT作成③ | 【第12回】 | 資料まとめ、PPT作成④ | 【第13回】 | 最終報告会に向けてのリハーサル | 【第14回】 | 最終報告会 | 【第15回】 | 一年の振り返り、自己反省、自己分析(輪読内容のフィードバックと、ゼミ合同発表会での自己評価と他ゼミへの評価を行ってもらいます。) |
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