Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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自動車概論(Introduction to Auto Vehicle Technology) 加藤 彰
2年 AT後期 専門科目選択 2単位
【機械・後期】 19-1-1842-4885

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

次に内容を学びます。
(1)自動車の構造・性能
(2)自動車の力学
(3)燃料・潤滑剤
(4)電気・電子理論の基礎
この授業は主に講義形式ですが、演習問題についてはペアワークにて実施し、その回答について皆さんから発表してもらい全体で討議します。
この授業は、学位授与の方針DP2とDP5に関する知識、技法、態度を修得します。

2.
授業の到達目標

学生は、自動車の構造・機能、および基本的な原理全般についての基礎知識を理解し、自動車エンジニアに必要とされる自動車技術に関する基本的な内容を説明できる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

15回目のテストの成績(80%)と小テスト(20%)で評価します。
なお、テストと小テストは終了後に解答を解説します。またLMSで模範解答例を示します。

4.
教科書・参考書

教科書:
「基礎自動車工学」日本自動車整備振興会連合会(国土交通省自動車交通局監修)
「内燃機関、燃料、油脂」全国自動車大学校・整備専門学校協会(国土交通省自動車交通局推薦)
すべてISBNコード記載なし
参考書:
「プロが教える自動車のすべてがわかる本」(古川修監修 ナツメ社)ISBN978-4-8163-4641-5
「自動車技術ハンドブック」(公益社団法人自動車技術会発行)ISBN978-4-904056-59-2

5.
準備学修の内容・必要な時間

予習としてLMSに掲載されている授業コンテンツを読み、教科書及び参考書の該当範囲を通読し内容を理解してください。また、ほぼ毎回課題など何らかの宿題が示されますので、次の回までにはやっておくようにしてください。およそ、予習に1時間、課題と復習に2時間を見込んでいます。

6.
その他履修上の注意事項

授業は全て出席することが必要です。遅刻・早退・欠席のチェックを厳密に行う。
自動車構造論1は、オートモビル・テクノロジー・コース〔ATコース〕の必修科目の◆印です。
第7回に小テストを実施して理解度を中間確認します。また、自主学習支援としてLMSを使用するとともに、双方向型授業としてMobile-MARSのテスト・アンケート機能も適宜実施します。

7.
授業内容

【第1回】
自動車の概要
予習:基礎自動車工学P7~12を通読し、自動車の概要について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第2回】
自動車の諸元
予習:基礎自動車工学P93~98を通読し、自動車の諸元について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第3回】
自動車の構造・性能(自動車の構成  エンジンの原理  ガソリンエンジン)
予習:基礎自動車工学P13~23を通読し、自動車の構造について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第4回】
自動車の構造・性能(ジーゼルエンジン 動力伝達装置 アクセル及びサスペンション)
予習:基礎自動車工学P24~35を通読し、自動車の構造について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第5回】
自動車の構造・性能(ステアリング装置 ホイール及びタイヤ ホイールアライメント)
予習:基礎自動車工学P35~37を通読し、自動車の構造について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第6回】
自動車の構造・性能(ブレーキ装置 フレーム及びボディ 灯火装置 計器及び警報装置 付属装置)
予習:基礎自動車工学P38~45を通読し、自動車の構造について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第7回】
電気と磁気 (電気の基礎)、及び小テスト
予習:基礎自動車工学P79~82を通読し、基礎的な原理・法則について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第8回】
電気と磁気 (磁気の基礎)
予習:基礎自動車工学P88~91を通読し、基礎的な原理・法則について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第9回】
電気と磁気 (半導体の基礎)
予習:基礎自動車工学P87を通読し、基礎的な原理・法則について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第10回】
電気と磁気 (電流・電圧・抵抗の測定と計算)
予習:基礎自動車工学P84~87を通読し、基礎的な原理・法則について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第11回】
電気と磁気 (モータ、発電機及びバッテリ)
予習:LMSにアップされた内容を通読し、モータに構造について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第12回】
燃料
予習:内燃機関、燃料・油脂P37~46を通読し、燃料の概要について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第13回】
潤滑及び潤滑剤
予習:内燃機関、燃料・油脂P47~63を通読し、潤滑及び潤滑剤の原理と役割について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと また課題が宿題として出された場合には解いておくこと
【第14回】
課題についてのプレゼンテーションと全体討議
予習:事前に与えられた課題について学習し、プレゼンテーション資料またはレポートを作成すること
復習:講義当日に発表された内容をもとにして再度課題について検討しておくこと
【第15回】
テスト、まとめ
予習:試験範囲は全講義内容から出題します
復習:模範解答例をLMSにアップしますのでよく読んで再度解いてみてください