Web Syllabus(講義概要)

2019年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
自動車整備1(Automobile Maintenance & Inspection:Part1) 加藤 彰
2年 AT後期 専門科目選択 2単位
【機械・後期】 19-1-1843-4885

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

次の内容を学びます。
(1)自動車整備に使う測定機器、工具・機器
(2)エンジン点検・調整機器、電気系統点検機器、検査機器、車両点検調整機器、自動車検査用機器
(3)車体整備用機器
この授業は主に講義形式ですが、演習問題についてはペアワークにて実施し、その回答について皆さんから発表してもらいます。
この授業は、学位授与の方針DP2とDP4に関する知識、技法、態度を修得します。

2.
授業の到達目標

学生は、自動車整備に必要な測定機器、作業工具、調整機器及び検査機器等について、それらの原理、機能、構造、取扱方法を修得し、自動車エンジニアに必要とされる基本的な自動車整備に関する内容を説明できる。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

15回目のテストの成績(80%)と小テスト(20%)で評価します。
なお、テストと小テストは終了後に解答を解説します。またLMSで模範解答例を示します。

4.
教科書・参考書

教科書:
「自動車整備工具・機器」全国自動車大学校・整備専門学校協会(国土交通省自動車交通局推薦) ISBNコード記載なし

5.
準備学修の内容・必要な時間

予習としてLMSに掲載されている授業コンテンツを読み、教科書及び参考書の該当範囲を通読し内容を理解してください。また、ほぼ毎回課題など何らかの宿題が示されますので、次の回までにはやっておくようにしてください。およそ、予習に1時間、課題と復習に2時間を見込んでいます。

6.
その他履修上の注意事項

授業は全て出席することが必要です。遅刻・早退・欠席のチェックを厳密に行う。
自動車構造論1は、オートモビル・テクノロジー・コース〔ATコース〕の必修科目の◆印です。
第8回に小テストを実施して理解度を中間確認します。また、自主学習支援としてLMSを使用するとともに、双方向型授業としてMobile-MARSのテスト・アンケート機能も適宜実施します。

7.
授業内容

【第1回】
計測概論(測定と検査、測定の基礎、測定誤差、有効数字 等)について講義を行う。
予習:教科書P1~4を通読し、計測概論について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第2回】
自動車整備に使用する測定器(直尺、ノギス、マイクロメータ)の原理、構造、取扱方法及び保守について講義を行う。
予習:教科書P43~51を通読し、一般計測器について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第3回】
自動車整備に使用する測定器(ダイヤルゲージ、シリンダゲージ、キャリパゲージ)の原理、構造、取扱方法及び保守について講義を行う。
予習:教科書P52~59を通読し、一般計測器について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第4回】
自動車整備に使用する測定器(シックネスゲージ、ストレートエッジ、定盤、Vブロック)の取扱方法及び保守について講義を行う。
予習:教科書P59~62を通読し、一般計測器について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第5回】
自動車整備に使用する測定器(スコヤ、トルクレンチ、ばね秤、圧力計)の原理、構造、取扱方法及び保守について講義を行う。
予習:教科書P62~68を通読し、一般計測器について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第6回】
工具の概要及び自動車整備に使用する工具(スパナ、めがねレンチ、ソケットレンチ、ヘキサゴンレンチ)の取扱方法について講義を行う。
予習:教科書P5~11を通読し、工具について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第7回】
自動車整備に使用する工具(モンキレンチ、ドライバ、プライヤ、ペンチ)の種類及び取扱方法について講義を行う。
予習:教科書P12~16を通読し、工具について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第8回】
自動車の使用する作業用機器(インパクトレンチ、電気ドリル、卓上ボール盤)の構造、取扱方法について講義、及び小テスト
予習:教科書P29~34を通読し、作業用機器について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第9回】
自動車の使用する作業用機器(ベンチグラインダ、ジャッキ類、油圧プレス)の構造、取扱方法について講義を行う。
予習:教科書P34~42を通読し、作業用機器について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第10回】
エンジン点検・調整機器の概要とエンジン点検・調整機器(エンジン回転計、タイミングライト、コンプレッションゲージ)の構造及び取扱方法について講義を行う。
予習:教科書P69~78を通読し、エンジン点検・調整機器について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第11回】
電気装置点検・調整機器の概要と電気装置点検・調整機器(ボルトメータ、アンペアメータ、、メガー)の原理、構造及び取扱い方法について講義を行う。
予習:教科書P101~103を通読し、電気装置点検・調整機器について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第12回】
電気装置点検・調整機器(サーキットテスタ、比重計)の原理、構造及び取扱方法について講義を行う。
予習:教科書P103~108を通読し、電気装置点検・調整機器について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第13回】
自動車検査用機器 サイドスリップテスタ、ブレーキテスタの原理・構造、取扱方法について講義を行う。
予習:教科書P159~167を通読し、自動車検査用機器について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第14回】
自動車検査用機器 ヘッドライトテスタ、排ガス測定器、黒煙測定器、騒音計の原理・構造、取扱方法について講義を行う。
予習:教科書P172~193を通読し、自動車検査用機器について理解しておくこと
復習:講義範囲の内容をLMSの教材をもとに再度理解しておくこと
【第15回】
テスト、まとめ