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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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体幹骨(頭蓋骨、脊椎、肋骨、胸骨および骨盤骨)の骨折を扱う。これらの骨損傷では中枢神経や内臓器の損傷を合併することがあり、柔道整復師の適応か否かを判断する能力を養うことが求められる。したがって、本講義では骨損傷の概略を学習するとともに、合併症に対する知識を身につけることが重要となる。柔道整復学の知識と技術をもって、国民の健康に貢献する意欲と倫理観を有する。
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2. |
授業の到達目標 |
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体幹骨の骨折理論を学び、合わせて臨床的に重要なポイントを把握するとともに国家試験問題に対応できる基礎学力をつけることを目的とする。ペアワーク等も実施する。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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各部位ごとの小テスト及び定期試験にて評価します。テスト結果に対して解説を行いフィードバックします。
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4. |
教科書・参考書 |
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全国学校協会監修「柔道整復学・理論編」と「柔道整復学・実技編」を使用します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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各部位の機能解剖学的予習を90分程度必要です。
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その他履修上の注意事項 |
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遅刻・早退・無断での教室への出入り、授業中の飲食・私語は禁止する。常に臨床家としてふさわしい服装・言動を心掛けること。授業の前後に号令をかけていただきたい。授業の妨げ及び他の学生の邪魔になると思われる学生は退室してもらう。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 頭部・顔面の損傷
頭部・顔面部の骨折 | 【第3回】 | 頭部・顔面の損傷
顎関節脱臼 | 【第4回】 | 頭部・顔面の損傷
頭部・顔面部の軟部組織損傷 | 【第5回】 | 頭部・顔面の損傷小テスト | 【第6回】 | 頚部の損傷
頚椎の骨折 | 【第7回】 | 頚部の損傷
頚椎の脱臼 | 【第8回】 | 頚部の損傷
頚椎の軟部組織損傷 | 【第9回】 | 頚部の損傷
注意すべき疾患 | 【第10回】 | 頚部の損傷小テスト | 【第11回】 | 胸・背部の損傷
胸部の骨折 | 【第12回】 | 胸・背部の損傷
胸部の脱臼 | 【第13回】 | 胸・背部の損傷
胸部・背部の軟部組織損傷 | 【第14回】 | 胸・背部の損傷小テスト | 【第15回】 | 期末テスト |
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