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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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現代人にとり、インターネットなしの生活は考えられなくなっています。古代より光は伝達手段として用いられてきましたが、情報を世界中に大量かつ高速に届けるためには、裏方ともいえる光ファイバ技術が必須です。目に見える製品ではないため、知らないことが多いと思いますが、光情報通信の基本である、光ファイバ、光源、受光器、スイッチ、増幅器などについて概観していきます。この授業はDP4に関する知識を習得するものです。
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2. |
授業の到達目標 |
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学生は、この授業を通して光の性質や光ファイバ、周辺のデバイス類の原理や製造方法について学習し、光学材料全般の理解を深めます。
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成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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レポート 5回目、10回目 各20点 計40点 定期試験 60点 各回の練習問題の解答事例は、講義の後半にLMSに掲載します。
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教科書・参考書 |
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『光ファイバ通信のしくみがわかる本』山本真司著 ISBN4-7741-1436-7 C3055
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準備学修の内容・必要な時間 |
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テキストを掲載しますので、その中に記載されている内容から、キーワードを抽出して教科書を読んでください。2時間程度。また、練習問題を毎回、出題しますで、問題を実施して下さい。1時間 三角関数や対数計算がありますので、関数電卓を準備して下さい。
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その他履修上の注意事項 |
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関数電卓 三角関数、対数計算を復習しておいてください。
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授業内容 |
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【第1回】 | 光ファイバ通信とは 授業の進め方と概要 | 【第2回】 | 光の性質 直進、屈折 | 【第3回】 | 光ファイバのしくみ 原理 | 【第4回】 | 光ファイバの伝送損失 材料と構造由来の損失 | 【第5回】 | 光ファイバの原料と製造方法 ここまでのまとめのレポート1 | 【第6回】 | レーザとは 身近にあるLEDとの相違 | 【第7回】 | 通信に必要なデバイス 変調器 | 【第8回】 | 光スイッチ、分岐、合波 伝送途中のデバイス | 【第9回】 | 損失制限と分散制限 計算問題 | 【第10回】 | 長距離伝送と増幅 ここまでのまとめのレポート2 | 【第11回】 | 光子 光は波か粒子か? | 【第12回】 | コヒーレント 周波数が揃う | 【第13回】 | フォトニック結晶 金属学的な結晶とは異なる。 | 【第14回】 | 光ファイバ通信の将来 | 【第15回】 | まとめ テスト |
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