Web Syllabus(講義概要)

2019年度

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日本語特殊講義A(JLPT Preparation A) 鷲尾 晃洋
1年 後期 総合基礎科目自由選択 1単位
【総合・後期】 19-1-1899-5139

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

この授業は、日本語能力試験(JLPT)受験に必要な知識を習得し、N1(またはN2)合格を目指すことを目標とした、留学生向けの科目です。日本語特殊講義Aでは言語知識(漢字・語彙・文法)を中心に学習を進めていきます。主に講義形式ですが、問題解法の検討・共有や文法項目の理解を目的としてグループ活動(もしくはペアワーク)を適宜実施します。なお、この授業は総合基礎科目の学修目標1、2、3(知識・理解・技能)に関連します。

2.
授業の到達目標

学生は、JLPT・N1(またはN2)の言語知識分野において、合格に必要な日本語能力を身につけ、問題を解くことができる。(知識・理解)

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

1.授業中の積極的発言や取り組み(20%)
2.課題提出(30%) ※解答・解説をLMSに掲載します。
3.模擬試験(50%) ※中間(期末)試験として授業中に実施します。
合格ラインは全体の60%以上です。

4.
教科書・参考書

指定教科書:特にありません。毎回講義プリントを配布します。
参考書:『新完全マスター語彙 日本語能力試験』
 伊能裕晃ほか 著 スリーエーネットワーク 
  ・N1: 1,200円+税 ISBNコード(978-4-88319-573-2)
  ・N2: 1,200円+税 ISBNコード(978-4-88319-574-9)
※既に使用している参考書があれば、それでも構いません。

5.
準備学修の内容・必要な時間

1.原則として毎回、授業で使用する教材の一部を前もってLMSに掲載します。
2.語彙教材は授業までに覚えるように努めてください。
3.課題が出された場合は、次の授業前までには終わらせておいてください。
4.およそ、予習に1時間、課題と復習に2時間を見込んでいます。
5.日頃から日本語の新聞や本などで語彙を増やす習慣をつけてください。

6.
その他履修上の注意事項

1.7月及び12月の試験に向けた対策クラスのため、後半数回の授業を前倒しして実施します。日程に関しては掲示板で必ず確認してください。
2.この授業の単位取得後でも再度聴講生として履修できますが、単位は与えません。
3.適宜、聴解問題や小テストを課す場合があります。
4.授業計画及び中間(期末)試験の日程は、受講学生の状況により変更する場合があります。
5.日本語特殊講義A、Bはそれぞれ独立した内容ですので、どちらか一方だけでも履修可能です。

7.
授業内容

【第1回】
ガイダンス/文字・語彙・文法の基本戦略
【第2回】
文字・語彙:分野別対策と演習①(漢字読み)
【第3回】
文字・語彙:分野別対策と演習②(文脈規定)
【第4回】
文字・語彙:分野別対策と演習③(言い換え類義)
【第5回】
文字・語彙:分野別対策と演習④(用法)
【第6回】
中間試験(第1回・言語知識/読解-模擬試験)
※言語知識(文字・語彙・文法)と読解の範囲で行います。
第2回・言語知識/読解-模擬試験は、日本語特殊講義Bにて実施します。
【第7回】
中間試験の解説と要点復習
【第8回】
文法:分野別対策と演習⑤(文の文法1)
【第9回】
文法:分野別対策と演習⑥(文の文法2)
【第10回】
文法:分野別対策と演習⑦(文章の文法)
【第11回】
文法項目の確認と演習①(判断・意志などの表現)
【第12回】
期末試験(第2回聴解-模擬試験)
※第1回聴解-模擬試験は、日本語特殊講義Bにて実施します。
【第13回】
文法項目の確認と演習②(評価・感情などの表現)
【第14回】
文法項目の確認と演習③(比較・例示などの表現)
【第15回】
授業内容のまとめ