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授業の概要(ねらい) |
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本講義では、最初に情報システムにおいて中心的な位置を占めるコンピュータによる情報処理に関する基本的な事項を説明する。その上で、コンピュータを研究や実務で利用する立場から重要な、文書作成、表計算、プレゼンテーションなどのためのソフトウェアについて、利用上の留意点等を演習を交えつつ概説するとともに、ウェブによる情報発信のためのHTMLとCSSについて触れる。また、これらの応用プログラムを含め、コンピュータを作動させるための基となるプログラムについて、VBAなどを利用しつつ、簡単な例を挙げながら、その考え方を説明することも行いたい。
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2. |
授業の到達目標 |
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①コンピュータによる情報処理に関わる基本的な事項について理解を深める。 ②アルゴリズムとプログラミングの考え方を修得する。 ③基本的なアプリケーション・ソフトウェアを研究や実務上の実際の問題に活用できる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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3~4回提出を求める課題に基づき評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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プリントを配付するが、情報システム全般に係る参考書として以下を挙げておく。アプリケーション・ソフトウェアの解説書は多数出版されているので、適宜参考にされたい。 ・魚田勝臣編『コンピュータ概論 情報システム入門 第6版』(共立出版) ・矢沢久雄『独習 情報処理技術 入門編』(翔泳社) ・J. Glenn Brookshear著、神林靖・長尾高弘訳『入門コンピュータ科学』(KADOKAWA)
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5. |
準備学修の内容 |
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指定された演習、課題等は次の授業までに行っておくこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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自宅での演習、課題などのため、個人で使えるパソコンが必要である。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業の内容・進め方、情報システムとコンピュータ | 【第2回】 | コンピュータの基本要素、ハードウェアとソフトウェア | 【第3回】 | コンピュータにおけるデータの表現と処理 | 【第4回】 | オペレーティングシステムとファイルシステム | 【第5回】 | 文書作成ソフト(特にWord)について | 【第6回】 | 表計算ソフト(特にExcel)の基礎的事項 | 【第7回】 | 表計算ソフトによるグラフの作成 | 【第8回】 | 表計算ソフトにおける関数の利用 | 【第9回】 | プレゼンテーションソフト(特にPowerPoint)について | 【第10回】 | ネットワーク | 【第11回】 | HTMLとCSS | 【第12回】 | コンピュータ・プログラムとアルゴリズム | 【第13回】 | 表計算ソフト(Excel)におけるプログラミング機能(VBA)の利用 | 【第14回】 | 各種のプログラミング言語 | 【第15回】 | まとめ |
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