Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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演習 I 吉田 治郎兵衛
必修  2単位
【経済】 17-1-1110-3256-01

1. 授業の概要(ねらい)

 各学生には、「自分流」への自己形成をこのゼミで努力することを強く希望します。
 具体的には、各学生に自分自身が学習・研究したい分野を決め、帝京大学以外の同一分野の学生とその成果を競うことをするよう指導します。予定としては業界研究班、各種社会的コンテスト班、起業研究班、各種資格試験班、公務員試験班、各種公募論文班、スポーツビジネス班などに班分けし、グループ毎に情報交換、切磋琢磨することを促進するゼミ運営をします。
 また学生からの要請があれば、特定分野のスペシャリストを招聘し講義してもらうことを予定しています。
 ゼミの学生には、4月までに自分流の学習・研究分野を決めてくることを要求します。
 私からの講義の重点は、好きな分野への就職能力の向上への指導、経済関係のレポート、論文の作成能力と発表能力の養成におきます。この分野における国内外のさまざまな名著を読み解説し、議論します。また高度情報化する社会において情報収集能力を向上させるために、MELICのデータベースを利用したスキルアップのレクチャーにも時間を少し配分します。

2.
授業の到達目標

 ①自分の好きな職業・産業を見つけるよう努力する。
 ②各種資料を用いて業界研究をする能力の養成する。
 ③経済学的レポートを書ける能力の養成する。
 ④データベースを利用し外国語で作成された情報を収集し理解する能力を身に着ける。
 ⑤自分の好きな分野、進む道において他大学生と競える実力を養成する。

3.
成績評価の方法および基準

 成績は、次の4つの方面から評価する。
 ・授業中積極的に自分の意見を述べているかどうか。 評価割合は10%。
 ・自分の就職したい分野への理解度。 評価割合は30%。
 ・経済に関するレポートの作成方法の理解度とレポートの内容。 評価割合は50%。
 ・ゼミ生交流会に参加しているか。 評価割合は10%。

4.
教科書・参考書

 授業中に適時配布するが、量的に多くなることが予想される。学生は保管することを希望する。保管方法については分量を見ながら指示を出します。
 論文の書き方テキストは、当該年度の学生の要望と水準を見ながら決定します。

5.
準備学修の内容

 自分の適性・志向を考えながら将来働きたい分野を探し出す努力をする。
 興味を抱いた分野に対し、日本語、英語を問わず多くの国の資料を収集し独自の分析能力を高めることを希望する。
 この授業中はもとより、他の授講義中も或いは土曜、日曜、夏休みにおいても「自分流」を創生するのに有用だと思われる資料は、常にストックするよう心掛けましょう。

6.
その他履修上の注意事項

 学生は、4月までに自分の学習・研究したい分野を決定してくること。 
 授業に積極的に出席することを希望するが、事情があって欠席が多い場合は、書面にて理由を説明し事前相談し許可を得ること。
 ゼミ合宿は、1年に1回必ず実施するから参加することを強く希望します。
 ゼミ生OB・OG会を組織していますので、卒業後も先生と連絡を取り合うことを希望します。
 卒業後も、先生に年賀状か年賀メール或いは暑中見舞いを出すことを義務ではないが希望します。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ・授業の進め方・評価方法に対するガイダンス。
 ・班分けと年間計画の作成。
【第2回】
 ・私の研究分野と研究方法説明。
 ・ゼミ生交流活動。
【第3回】
 ・データベースを利用した自分の就職したい分野でのリサーチ方法の学習。
【第4回】
 ・各班に分かれて各種業界のリサーチ方法計画の作成。
【第5回】
 ・日本語を用いて各業界の関連資料の収集と読解実習。
【第6回】
 ・英語を用いて各業界の関連資料の収集と読解実習。
 ・各班毎の活動。
【第7回】
 ・日本語・英語以外の言語を用いて各自関連資料の収集と読解実習とレポートの書き方の講義。
 ・各班毎の活動。
【第8回】
 ・経済に関するレポートの作成講習1 資料収集について。
 ・各班毎の活動。
【第9回】
 ・経済に関するレポートの作成講習2 引用について。
 ・各班毎の活動。
【第10回】
 ・経済に関するレポートの作成講習2 段落の立て方について。
 ・各班毎の活動。
【第11回】
 ・各班毎の活動。
【第12回】
 ・各班毎の成果発表。
【第13回】
 ・各班毎の成果発表。レポートの添削と指導。
【第14回】
 ・各班毎の成果発表。レポートの添削と指導。
【第15回】
 ・前期の総括とレポート提出。