Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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産業実務演習 I 小林 貞雄
選択必修  2単位
【経済】 17-1-1110-3397-05

1. 授業の概要(ねらい)

 社会人としての基本マナー、基礎学力、社会に対する関心、専門知識の4つの課題にチャレンジしていきます。
 そのため授業では、輪番制で 新聞の「社説・記事」を「読み」「理解し」「自分の意見」を発表するプレゼンテーションを繰り返して行い、社会に対する関心と専門知識を高めていただきます。また、期中、期末には授業で取り上げたテーマを中心とした「スピーチ大会」を開催します。「スピーチ大会」ではクラス仲間からのフィードバック評価も行い、スピーチを評価する目を養う事で「わかりやすいスピーチ」への理解を深めていただきます。 更に、聞いてもらえるスピーチのためにはわかりやすい発音が条件となります「滑舌表」を使ったドリルをしばしば行います。
 また、基礎学力としては、社会人として知っておくべき社会のルール・仕組みについてグループワークを行い、パワーポイントを使ったグループ発表を通じて、プレゼンテーション力を付けていただきます。
 社会人としての基本マナーは、「ロールプレイ」を通じて学んでいただきます。

2.
授業の到達目標

 新聞「社説・記事」を「読み」「理解し」「自分の意見」が言える事を通じて、経済学の理論的知識に基づいて経済の現実を理解し、説明する事が出来る事を目指します。 
 又、グループワークを通じ、社会人としてビジネスの世界で通じる社会性を育てます。

3.
成績評価の方法および基準

 参加型の授業ですので、クラスでの先生とクラス仲間との意見交換が中心となります。そのためクラス討議への参加姿勢を50%、クラス討議への準備状況を50%にて評価します。

4.
教科書・参考書

 教科書は使いません
 授業に必要な資料等はプリントを準備します、またプレゼンテーション実施に際して必要な参考文献や書籍についてはその都度必要に応じ指定します。

5.
準備学修の内容

 自分の意見を他人に理解してもらうには、いらない情報を捨てる事が必要です。重要な点にポイントを絞る練習を積み重ねることが”わかりやすくて説得力がある”説明の鍵となります。コミュニケーションはスポーツと同様練習あるのみです。クラステーマに沿った「簡潔な説明練習」を繰り返し行ってから授業に出て下さい。

6.
その他履修上の注意事項

 参加型の授業ですので、授業に出るだけでは何にもなりません。積極的に発言して自己表現力やプレゼンテーション力を付けたい意欲的な学生を歓迎します。特に、人前に出ることが苦手な学生はこの機会を利用してください。
 LMSを活用するので履修前に使用方法を習得しておいてください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
 クラス・ワーク:「初対面の攻略術」
【第2回】
 クラス・ワーク:「新聞記事の読み方」クラス意見交換
【第3回】
 クラス・ワーク:「わかりやすいスピーチの組み立て方」
 今週の記事から:「解説とクラス討議」
【第4回】
 クラス・ワーク:パワーポイント攻略法
 今週の記事から:「解説とクラス討議」
【第5回】
 グループ・プレゼンテーション:社会の仕組み-法律編
 クラス・ワーク:今週の記事から「解説とクラス討議」
【第6回】
 グループ・プレゼンテーション:社会の仕組み―法律編
 クラス・ワーク:今週の記事から「解説とクラス討議」
【第7回】
 スピーチ大会
【第8回】
 グループ・プレゼンテーション:社会の仕組みー経済編
 クラス・ワーク:社会人マナー「ロール・プレイング」
【第9回】
 グループ・プレゼンテーション:社会の仕組み―経済編
 クラス・ワーク:わかりやすい言葉「滑舌表」
【第10回】
 グループプレゼンテーション:社会の仕組みー政治編
 クラス・ワーク:スピーチ大会テーマ解説、クラス討議
【第11回】
 グループ・プレゼンテーション:社会の仕組みー政治編
 クラス・ワーク:スピーチ大会テーマ解説、クラス討議
【第12回】
 クラス・ワーク:今週の記事から「解説とクラス討議」
 スピーチ大会テーマ-1解説、クラス討議
【第13回】
 クラス・ワーク:今週の記事から「解説とクラス討議」
 スピーチ大会テーマ-2解説、クラス討議
【第14回】
 クラス・ワーク:今週の記事から「解説とクラス討議」
 社会人マナー「ロールプレイング」
【第15回】
 スピーチ大会