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授業の概要(ねらい) |
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経済学は、経済の状況を把握したり経済変数間の関係を考察するための道具である。そのような経済学の基礎に位置するのがマクロ経済学とミクロ経済学である。そのうちマクロ経済学では経済全体の状態や変動について学ぶ。この授業では、標準的なマクロ経済学を学ぼうとする学生を対象として、基礎的な理論をやさしく解説する。その際、実際の統計を眺めながら分かりやすく学んでいくようにする。
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2. |
授業の到達目標 |
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この授業では、標準的なマクロ経済理論と現実の経済との関係について考察する。マクロ経済学の基本的な理論を習得し、現実の経済データを用いて日本経済や国際経済を理解することを目標とする。あわせて、就職活動や資格試験に対応できるための基礎能力を身につけることを目標とする。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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平常点45%(出席状況、授業内の小レポートなど)、期末試験の成績55%、を総合して評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト: 特に使用しない。 参 考 書 : 松本和幸『国際競争力』、文眞堂、2016年 マンキュー経済学Ⅱ マクロ編(第3版)、東洋経済新報社、2014年
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準備学修の内容 |
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インターネットや新聞などの経済記事に目を通すこと。
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その他履修上の注意事項 |
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この授業では、「入門マクロ経済学Ⅰ」および「入門マクロ経済学Ⅱ」の知識を前提とする。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 国民経済計算(2008SNAの考え方などを含む) | 【第3回】 | 国民経済計算(国際比較を含む) | 【第4回】 | 人口(年齢別地域別を含む) | 【第5回】 | 人口(国際比較を含むや per capita GDP などを含む) | 【第6回】 | 個人消費 | 【第7回】 | 個人消費(小売業やサービス消費を含む) | 【第8回】 | 設備投資 | 【第9回】 | 設備投資・投資 | 【第10回】 | 労働・賃金・所得 | 【第11回】 | 労働(ワークライフバランスを含む) | 【第12回】 | 産業(経済センサスなど) | 【第13回】 | 物価 | 【第14回】 | 物価・品質 | 【第15回】 | まとめとテスト |
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