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授業の概要(ねらい) |
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世界(本講義では主にアジア)にはどのような国・地域が存在し、人々はそこでどのような生活をしているのでしょうか?そして、そこにはどのような問題が存在しているのでしょうか?まずは、「4.教科書・参考書」に紹介する書物を利用して、また、地図や各種統計資料なども活用しながら、考察の糸口を探っていきたいと考えます。各国の地勢・人口、政治・経済、社会の問題などを議論したうえで、貿易、国際協力、お金の流れ、石油などの資源問題などにも考察を進め、国・地域間の諸関係、世界情勢の一端に触れていきたいと考えます。「世界の情勢(アジア)I」と基本的に同様な講義形式となりますが、その内容をより深めていくこととし、関連するテキストを読み、その内容を理解していくことが大切となります。また、本講義では、世界の国々の現在を歴史的な視点から考察することにも重点が置かれます。授業の内容は履修状況をみたうえで、詳細を決めます。したがって、「7.各回の授業内容」は例示的なものです。
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2. |
授業の到達目標 |
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世界の国々(本講義では主にアジア地域)に生活する人々・政治・社会・経済などについて基本的な知識を獲得し、そこに存在する諸問題、また、国・地域の間に展開する様々な関係への理解を深める。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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詳細は履修状況をみて決めますが、「期末テスト」に50パーセント、「講義への出席・議論への参加・講義後に提出する小ペーパー」に50パーセントとすることをとりあえずの基準と考えています。出席は重視します。
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4. |
教科書・参考書 |
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参考文献 ・眞 淳平『世界の国 1位と最下位-国際情勢の基礎を知ろう』(岩波ジュニア新書、2010年)
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5. |
準備学修の内容 |
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毎回、講義でとりあげる参考文献の該当部分をあらかじめよく読んでおくことが必要です。また、自分の興味関心に沿って、新聞・雑誌の記事に目を通し、その内容を講義の時間帯に報告する準備も必要となります。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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自分たちの身の周りの出来事・世界情勢に興味をもち、毎日、新聞・雑誌に目を通す習慣を身につけてください。そうした心構えで講義に参加することを期待します。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス-講義の内容、その進め方についての説明 | 【第2回】 | 世界情勢の理解のためにはどのような情報源があるだろう? 新聞・雑誌・インターネットへのアクセス | 【第3回】 | 世界(主にアジア地域)にはどのような国々があり、そこではどのような人々が住んでいるのだろう? | 【第4回】 | 世界の地勢・人口 | 【第5回】 | 世界の政治 | 【第6回】 | 世界の経済 | 【第7回】 | 各国・地域の社会 | 【第8回】 | 貧困の問題とは? | 【第9回】 | 世界情勢を資源問題から見る | 【第10回】 | 世界の情勢を民族問題から見る | 【第11回】 | 世界の情勢を教育問題から見る | 【第12回】 | 国際協力とはどのようなものだろう? | 【第13回】 | 世界の情勢-歴史的な視点からとらえる① | 【第14回】 | 世界の情勢-歴史的な視点からとらえる② | 【第15回】 | まとめ |
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