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授業の概要(ねらい) |
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この演習は、「アメリカの経済・経営と社会」をテーマにします。アメリカは世界の中心国、基軸通貨国として、世界全体に大きな与える存在です。演習では、貧困と格差拡大など、アメリカ社会が抱える諸問題について、その背景と原因について学びます。
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2. |
授業の到達目標 |
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日本との比較でアメリカの経済・経営、社会について理解を深めることによって国際的視野を身につけるとともに、日本の特殊性についても理解を深めます。また、いくつかのテーマについてグループを作って共同で学習・発表することによって、レポートの作成・発表・ディベートの能力を養います。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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出席状況、討論への参加、レポートの作成と発表に基づいて総合的に評価します。毎回の出席は最低限の義務です。
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4. |
教科書・参考書 |
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初回に参加者の関心を聞いたうえでテキストを決めます。テキスト候補は、堤未果著『ルポ 貧困大国アメリカ』岩波新書、2008年、堤未果著『(株)貧困大国アメリカ』岩波新書、2013年、です。参考文献は進行に合わせて紹介します。
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5. |
準備学修の内容 |
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各回の報告者は、テキストの内容紹介・討論の論点、課題について調べた内容の紹介・論点をプレゼンテーション出来るように準備してください。それ以外の学生は、テキストの該当箇所を読み、質問を考えておいてください。テキスト以外に、新聞記事の紹介をグループ別に順番に行ってもらいます。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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参加者は、しっかり準備し、出席し、積極的に発言するように心がけてください。質問、発言を促すため、演習中にグループ単位で議論してもらい、代表者にその結果を発表してもらうという方式を採用します。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 自己紹介・イントロダクション | 【第2回】 | 演習の内容紹介・グループ編成 | 【第3回】 | 格差と貧困 | 【第4回】 | 格差拡大の背景 | 【第5回】 | 福祉国家アメリカの変容 | 【第6回】 | アメリカ経済の金融化 | 【第7回】 | コーポレートガバナンスの変容 | 【第8回】 | 労使関係の変容 | 【第9回】 | グループ研究の発表 | 【第10回】 | 格差縮小は望ましいか? | 【第11回】 | 格差縮小は可能か? | 【第12回】 | グループ・ディスカッション | 【第13回】 | グループ間でのディベート | 【第14回】 | ディベートの講評と総括 | 【第15回】 | まとめ |
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