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授業の概要(ねらい) |
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経済史は、過去に起こったさまざまな経済現象を研究する分野です。 過去に起こったこと(歴史)を知っていれば、似た事態が現在や未来に起こった場合に参考にすることができます。 また、ある現在の状態がなぜそうなっているのかについて、歴史を知らなければ理解できない場合があります。 現代日本経済史Ⅰ・Ⅱでは、戦時期以降の各時代の重要な経済史的トピックをやや詳しく解説します。 現代日本経済史Ⅰでは、戦時期から高度成長期までを扱います。
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2. |
授業の到達目標 |
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現代日本経済史に関する基礎的な知識を身につけ、他者に説明できる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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中間テスト(20%)および期末テスト(80%)に加え、授業中の発言を評価する。
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教科書・参考書 |
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教科書: 中村隆英(1993)『日本経済―その成長と構造〔第3版〕』東京大学出版会 参考書: 宮本又郎編(2012)『改訂新版 日本経済史』放送大学教育振興会
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5. |
準備学修の内容 |
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【予習】 指定した教科書の次回の授業範囲を事前に読み、どこがわからないかを確認しておくこと。 【復習】 その週のうちにレジュメや授業中にとったメモを読み返しておくこと。
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その他履修上の注意事項 |
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教科書あるいは参考書によって、戦前日本の経済史の流れを事前に確認しておくことが望ましい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 戦時経済―統制と崩壊―(1) 戦時直接統制 | 【第3回】 | 戦時経済―統制と崩壊―(2) 太平洋戦争 | 【第4回】 | 戦時経済―統制と崩壊―(3) 被害と「遺産」 | 【第5回】 | 改革と復興(1) 敗戦の衝撃、経済民主化 | 【第6回】 | 改革と復興(2) 「復興」と「安定」 | 【第7回】 | 改革と復興(3) アメリカの政策転換とドッジ・ライン | 【第8回】 | 改革と復興(4) 朝鮮戦争とサンフランシスコ講和 | 【第9回】 | 中間テスト | 【第10回】 | 高度成長(1) 成長と景気変動の年代記 | 【第11回】 | 高度成長(2) 成長の国際的環境 | 【第12回】 | 高度成長(3) 成長と国内的条件①積極的な企業行動 | 【第13回】 | 高度成長(4) 成長と国内的条件②技術進歩 | 【第14回】 | 高度成長(5) 成長と国内的条件③経済政策と経済計画 | 【第15回】 | 高度成長(3) 成長と国内的条件④国民生活水準の向上と公害問題 |
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