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授業の概要(ねらい) |
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本講義は、初めて会計を学ぶ学生を対象にした、財務会計の基礎を学ぶクラスです。会計は、経済主体が営む経済活動を主に貨幣額で測定、記録、伝達する行為です。「事業の言語」とも呼ばれ,経済システムの土台となっています。 会計学原理Ⅱでは、財務諸表の主要な項目がどのような手続き、考え方で決定されているのかを学びます。本講義は、春学期の会計学原理Ⅰの続きの内容となりますので、必ず会計学原理Ⅰを履修してください。6桁精算表が作成できることを前提とします。第1回で簡単な復習はしますが,不安な人は各自で勉強してください。
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2. |
授業の到達目標 |
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・仕入・生産・販売活動の会計処理を説明・仕訳できること ・設備投資と研究開発の会計処理を説明・仕訳できること ・資金の管理と運用の会計処理を説明・仕訳できること ・作成される財務諸表の特徴を説明できること
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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期末試験50点,中間試験30点,LMS上で提出する課題20点の合計で成績を決定します, 100点満点で60点以上を取得したものを合格とする。合格者のうち,上位から10%をS,30%ずつA,B,Cをつけます。
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教科書・参考書 |
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新田忠誓他『会計学・簿記入門』(最新版)、白桃書房。
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準備学修の内容 |
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特になし。
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その他履修上の注意事項 |
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LMSで毎回課題を出します。期限は期末試験の日までとします。課題は何度でも提出でき,最高点を正式な点数としますので,復習を兼ねて繰り返し挑戦してください。 授業で使用したレジュメと進度はLMSにアップロードします。授業に出られなかったときは,各自でLMSを確認してください
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス:授業の進め方や受講上の留意点など | 【第2回】 | 簿記の一巡―決算整理の意味 | 【第3回】 | 仕入・生産活動の会計 | 【第4回】 | 販売活動の会計①―売上の認識と測定 | 【第5回】 | 販売活動の会計②―売上原価の計算 | 【第6回】 | 販売活動の会計③―売上代金の回収 | 【第7回】 | 販売活動の会計④―棚卸資産の期末評価 | 【第8回】 | 中間試験 | 【第9回】 | 設備投資と研究開発の会計①―減価償却 | 【第10回】 | 設備投資と研究開発の会計②―固定資産の減損 | 【第11回】 | 設備投資と研究開発の会計③―研究開発の会計 | 【第12回】 | 資金の管理と運用① | 【第13回】 | 資金の管理と運用② | 【第14回】 | 現在の会計制度と作成される財務諸表の特徴 | 【第15回】 | 授業の総括 ※変更の可能性があります。 |
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