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授業の概要(ねらい) |
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FacebookやTwitterをはじめとしたSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の進化により、既存のマスメディアと並び、個人レベルの発信が社会を動かし、時には政府を動かす存在にすらなり得る影響力を持ちつつあります。一方で不用意な発信が元で自らの生活が脅かされるような事態も数多く発生しており、情報の選択や正しい発信のあり方が問われる時代と言っても過言ではありません。 この講義では、情報発信の基礎となるコミュニケーション・スキルの習得を基礎とし、メディア・リテラシーの養成やメディアの活用法を学びます。新たな情報化時代においてメディアから与えられる情報の精査、そして自らが発信する情報のあり方や発信の仕方などを学び、ソーシャル・メディア隆盛の時代に即した正しい情報の扱い方を考えていきます。
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2. |
授業の到達目標 |
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・メディアの影響力を理解する。 ・伝えたい情報を整理し論理的に発信できる。 ・メディアが発信する情報を読み解き、正しく活用することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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中間テスト(レポート提出) 30点 ディベート(発表態度、チームへの貢献度) 20点 期末テスト 50点 合計 100点
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教科書・参考書 |
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授業中に資料を配布します。
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準備学修の内容 |
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日頃からテレビ、新聞、SNSなど様々なメディアに触れ、ニュースを敏感にチェックしておくこと。
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その他履修上の注意事項 |
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「情報社会環境論Ⅱ」をあわせて履修することが望ましい。 SNSの出現によって、誰もが自分の存在を世界にアピールすることができるようになりました。その一方で情報の精査ができないことにより、今まで以上の情報リスクを背負う危険性も高まっています。正しい情報発信と高い情報への倫理観を持ち、情報社会の波を泳ぐ力を養いましょう。 毎回、発言の機会があります。積極的な発言、授業参加が求められる授業です。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | コミュニケーション・スキル① 論理的思考力を鍛えて情報を正しく捉え、発信する力を養う | 【第3回】 | コミュニケーション・スキル② 論理的思考力を鍛えて情報を正しく捉え、発信する力を養う | 【第4回】 | コミュニケーション・スキル③ 論理的思考力を鍛えて情報を正しく捉え、発信する力を養う | 【第5回】 | メディアの種類と特徴 テレビ・ラジオ・新聞・出版・インターネット(SNS)それぞれの特徴と役割について学ぶ | 【第6回】 | 映画『ソーシャル・ネットワーク』を鑑賞① 映画を通して、世界最大のSNSであるFacebookについて考える | 【第7回】 | 映画『ソーシャル・ネットワーク』を鑑賞② 映画を通して、世界最大のSNSであるFacebookについて考える | 【第8回】 | ソーシャル・メディア Facebook、TwitterなどSNSを通じた情報の広がりやそのリスク、また有効利用の仕方を学ぶ | 【第9回】 | 情報発信とコミュニケーション グループワーク | 【第10回】 | ディベートの方法 手順・目的・模擬ディベート | 【第11回】 | ディベートの準備 情報収集の仕方 | 【第12回】 | ディベート実践① グループ対抗でトーナメント実施 | 【第13回】 | ディベート実践② グループ対抗でトーナメント実施 | 【第14回】 | ディベート実践③ グループ対抗でトーナメント実施 | 【第15回】 | まとめ <期末テスト実施> |
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