Web Syllabus(講義概要)

　これまでに習得したフランス語の基礎を土台に、まとまった文章を読んでいきます。日本の基礎的な事情についてフランス語で書かれた教材を使用し、フランスとの比較の視点から日本の文化・歴史・制度などについても学んでいきます。
　読解力を養うことに重点を置きますが、同時にリスニングや語彙も補強し、バランスよくフランス語力をさらに鍛え上げていきます。

　今後フランス語圏に滞在する機会を得て、フランス語を話す友人ができたとき、まずはじめに試されるのは、日本についてしっかりと説明する能力です。いずれ迎えるその日に向けて、今から少しずつ準備を進めましょう。

　出席状況、授業内課題、期末試験などを総合的に判断して評価します。
　特に理由のない遅刻は欠席扱いとし、無断の欠席4回で評価の対象外とします。

　ジェローム・ルボワ、井上櫻子『日本再発見！』（2016年、白水社）

　講読の授業ですので、とりわけ予習はしっかりと行うようにしてください。毎回、授業の冒頭にディクテ（聞き取り）を実施します。期末試験の範囲にもなりますので、事前の準備を心がけてください。

　フランス語を学び始めてから2年目に入ります。これまでとはまた違った壁が待っているはずです。途中で辛くなっても、授業には必ず出席し続けること。