Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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演習 I 瀬藤 芳哉
必修  2単位
【経済】 17-1-1120-4412-01

1. 授業の概要(ねらい)

 昨年は、英国のEU離脱、米国のTPP離脱等、グローバル化とは反対の動きが明らかになった。しかし、企業、特に多くの日本企業の存続・成長には海外展開が必須である事情は変わらない。企業の国際的な活動を考える上で、関係する外国の政治・経済状況や投資環境等と、企業自身の状況を把握することが大事である。このゼミでは(1)国際的な企業活動の舞台となっている国々、特にアジア等を取り上げ、政治・経済状況等の見方を学ぶ。また、(2)企業(大企業、中小企業)の経営状況、アジア等での事業の状況と課題を調べ、考える。
 授業では、①国の政治・経済状況に関する教科書ないし資料の輪読を行う。受講者は担当する国の内容をレジュメにまとめて報告し、全員で質問・討論する。続いて、②グループを作り、担当国を決め、当該国の状況とそこでの企業活動についてレポートを作成し、発表する。こうした過程を通じ、メンバーが討論や発表方法を学び、経験を積めるようにしたい。
 なお、ゼミの進行状況、メンバーの関心等を踏まえ、運営方法や内容を変更することもあります。

2.
授業の到達目標

 ・企業の進出先国(アジア等)の政治・経済状況を把握する。
 ・海外展開している企業(大企業、中小企業)の状況を把握し、課題を考える。
 ・討論と発表の経験を積み、グループ内や人前で積極的に発言できる。

3.
成績評価の方法および基準

 レジュメ(個人)の内容と発表:30%、レポート(グループ)の内容と発表:40%、授業への参加・貢献度(質問等の発言):30%

4.
教科書・参考書

 ・テキスト:大西裕、片山裕著『アジアの政治経済入門 新版』(有斐閣)
 ・参考文献:安積敏政『中堅・中小企業のアジア進出戦略「光と影」』(日刊工業新聞社)、末廣昭『タイ 中進国の模索』(岩波新書)、佐藤百合『経済大国インドネシア』(中公新書)

5.
準備学修の内容

 ・テーマの予習。レジュメ、レポートの作成。
 ・新聞、書籍、映像等で海外の風物や企業の海外活動の事例に触れる。

6.
その他履修上の注意事項

 ・様々なメディアを通じ具体事例に触れることが重要です。出来れば、英語のニュースや文献に触れるよう努める。
 ・レジュメやレポートの作成にあたっては、自分の言葉で、分かりやすくまとめる。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション:ゼミの進め方や学習の仕方などを説明する。
【第2回】
 アジア等の経済発展の歴史について(講義)
【第3回】
 担当者による国の政治・経済状況の発表(タイ、インドネシア、比、越、台湾、等の一国)
【第4回】
 担当者による国の政治・経済状況の発表(タイ、インドネシア、比、越、台湾、等の一国)
【第5回】
 担当者による国の政治・経済状況の発表(タイ、インドネシア、比、越、台湾、等の一国)
【第6回】
 担当者による国の政治・経済状況の発表(タイ、インドネシア、比、越、台湾、等の一国)
【第7回】
 担当者による国の政治・経済状況の発表(タイ、インドネシア、比、越、台湾、等の一国)
【第8回】
 担当者による国の政治・経済状況の発表(タイ、インドネシア、比、越、台湾、等の一国)
【第9回】
 グループワーク
【第10回】
 グループによる国の政治・経済状況の発表(タイ、インドネシア、比、越、台湾、等の一国)
【第11回】
 グループによる国の政治・経済状況の発表(タイ、インドネシア、比、越、台湾、等の一国)
【第12回】
 グループによる国の政治・経済状況の発表(タイ、インドネシア、比、越、台湾、等の一国)
【第13回】
 グループによる国の政治・経済状況の発表(タイ、インドネシア、比、越、台湾、等の一国)
【第14回】
 グループによる国の政治・経済状況の発表(タイ、インドネシア、比、越、台湾、等の一国)
【第15回】
 まとめ