1. |
授業の概要(ねらい) |
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高度化・複雑化する社会、グローバル化する経済活動の諸分野において、様々なリスクが増大しており、企業も個人も、そのカバーをどのように考えていくのか、重要な課題となっています。 本講義では、社会経済の中でのリスクに対し、これらをカバーするための保険やその他の手法の概要を学ぶとともに、その課題を考えていきます。 また、保険に関する様々な事例を取り上げ、考察します。 なお、講義の中では、必要に応じて外部の専門家による講演を実施することがあります。
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2. |
授業の到達目標 |
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現代社会の中に、どのようなリスクがあるのかを認識し、そのカバーの手段としての保険や、その他手法の基礎的な知識を習得するとともに、企業人としても、個人としても、リスク管理をどのように確立していくのか、主体的に考えられるようなレベルを目指します。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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期末テスト70~80% 講義の中での課題、確認テスト、リアクションペーパー等20~30% 出席状況や受講態度、講義への貢献などを付加的に評価します。 (履修者数や受講状況を勘案の上、評価方法や比率を見直すことがあります)。 なお、出席状況(*)や受講態度が不芳な学生(**)は、成績評価の対象外とします。単位取得は認められませんので、十分、注意してください。 *欠席6回以上の学生は、成績評価の対象外です。 **受講態度の不芳な学生はその場で退席を命じます。退席となった学生は成績評価の対象外とします。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは特に指定しない。 参考文献は、講義の中で指示します。
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5. |
準備学修の内容 |
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日本経済新聞や経済誌等の中で、様々なリスクに関連する記事、保険やライフプランに関連する記事等を関心を持って読むことを、お勧めします。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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リスクと保険ⅠとⅡは密接に関連しているため、本講義の履修は、リスクと保険Ⅰの単位取得を前提としますので、履修に際しては、十分、留意してください。 講義中の私語は厳禁です。 携帯は電源を切るかマナーモードにしてください。講義中の携帯での通話は厳禁です。 なお、上記の成績評価に関する留意事項を十分、認識の上、履修してください。
授業で使用する資料は、前もってLMSに登録しますので、履修学生の皆さんは、事前に印刷(または閲覧)し、 予習したうえで、授業に臨んでください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション、春学期の振り返り | 【第2回】 | 保険の歴史 | 【第3回】 | 保険の仕組み | 【第4回】 | 保険の概要 | 【第5回】 | 保険法と保険契約 | 【第6回】 | 保険法と約款問題 | 【第7回】 | 前半のまとめと振り返り | 【第8回】 | 社会保険の概要 | 【第9回】 | 生命保険 | 【第10回】 | 損害保険 | 【第11回】 | 地震保険 | 【第12回】 | 保険を巡る事例研究(1) | 【第13回】 | 保険を巡る事例研究(2) | 【第14回】 | リスクマネジメントと事例研究 | 【第15回】 | 講義の総まとめとテスト |
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