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授業の概要(ねらい) |
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ベンチャー企業が、起業から上場までに取組むであろう財務、会計、税務、法務等について学びます。同時に、財務、会計、税務、会社法務についての基本と、新しい仕組みについて学ぶことができます。 演習Ⅱでは、企業評価と株式に関する税務に関して、知識の習得、実例研究を行い、会社設立から上場のケーススタディを行います。 授業は基本的に、同じテーマについて1回目は知識の習得、2回目は実例の研究、に充てます。実例はほぼITベンチャーを想定しています。毎回、学生の発表とディスカッションをしますので、各授業の後半には、次回の発表テーマと担当者を決めたいと思っています。 実例の研究にあたって、学生がネットを通じて企業情報を収集する技術を習得することも目的の1つです。 将来的に、ベンチャーを起業したり、サポートする人材が育ってくれることを期待しています。 なお、「7.各回の授業内容」については、取り上げた実例の内容や、新しく起こったトピックスをテーマとして取り上げること等によって、前後することがあります。だいたいの目安と考えてください。
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2. |
授業の到達目標 |
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①企業を取り巻く財務、会計、税務、法務の基本と、新しい知識を習得すること ②ベンチャー企業の成長のイメージをつかむこと
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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出席状況、発表内容・発表技術、授業への貢献度を総合的に評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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参考書:磯崎哲也『起業のファイナンス 増補改訂版 ベンチャーにとって一番大切なこと』(日本実業出版社) 参考書:日本公認会計士協会東京会『起業家・ベンチャー企業 支援の実務』(ぎょうせい) 参考書:株式会社プルータス・コンサルティング『企業価値評価の実務』(中央経済社)
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5. |
準備学修の内容 |
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同じテーマについて、1回目に一般的な知識を学びます。2回目の実例研究を理解するためには、1回目の一般的な知識を復習して下さい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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授業では、意見や初歩的な疑問点も、遠慮なく発言してください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 株式評価 | 【第2回】 | 株式評価 | 【第3回】 | 株式譲渡の税務 | 【第4回】 | 事業売却 | 【第5回】 | 投資ファンドの会計・税務 | 【第6回】 | 投資ファンドの会計・税務 | 【第7回】 | 投資契約 | 【第8回】 | 会社を作る | 【第9回】 | 事業計画を作る | 【第10回】 | 資本政策を作る | 【第11回】 | 資本政策を作る | 【第12回】 | 社内体制を整備する | 【第13回】 | 社内体制を整備する | 【第14回】 | IPO後の上場会社規制 | 【第15回】 | まとめ |
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