1. |
授業の概要(ねらい) |
|
デジタル化とネットワーク化が高度に進んだ社会にあって、人々は全世界の情報を瞬時に手に入れることができるようになった。その一方、直接顔を合わせて交渉や議論をすることにより問題を解決し、また価値ある情報を求める傾向も益々強くなっている。さらに、グローバル化の進行に伴い、人が集まる規模も拡大している。 MICEとは、M(Meeting)、I(Incentive)、C(Convention)、E(Event/Exhibition)の各領域を包含する概念で、政府は2008年観光庁を設立し、本格的にMICEの推進を開始した。 本講座は、展示会、国際会議、博覧会、スポーツ・文化イベントなどの多彩なMICEの領域を、その歴史や概念から関連産業分野まで幅広く学習する。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
展示会・国際会議などについて正確な知識を修得するとともに、企画から実施に至るMICE関連産業の有機的な組み合わせを理解することを目標とする。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
学期内レポート(30%)及び期末試験(70%)で評価する。なお、出席状況が悪い場合は減点する。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
テキスト『イベント&コンベンション概論』JTB総合研究所
|
5. |
準備学修の内容 |
|
展示会・文化イベントなどに足を運び、講義で習得した知識を実際の場面と比較・検討してほしい。また、この産業が持つ躍動感を体感してほしい。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
イベントの主催者になる場合でも参加者になる場合でも、イベントの基礎的な知識を持っていると見方や参加の意義が大きく違ってくるので、ぜひ習得してほしい。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | イントロダクション、EC&MICEとは | 【第2回】 | イベント・コンベンションの歴史 | 【第3回】 | 世界と日本のEC動向 | 【第4回】 | MICEの分類(1)展示会・見本市 | 【第5回】 | MICEの分類(2)国際会議・各種イベントその他 | 【第6回】 | MICE産業(1)(外部講師予定) | 【第7回】 | MICE産業(2) | 【第8回】 | MICE施設 | 【第9回】 | MICEの誘致から実施まで(外部講師予定) | 【第10回】 | MICEに関わる法律と保険制度、用語集 | 【第11回】 | MICE推進機構 | 【第12回】 | 日本の観光政策とMICE(外部講師予定) | 【第13回】 | MICEの課題と展望(1) | 【第14回】 | MICEの課題と展望(2) | 【第15回】 | まとめとテスト |
|