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授業の概要(ねらい) |
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訪日外国人は2016年に2,400万人を超え、過去最高を更新しました。 また2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けては、訪日外国人の目標人数は4,000万人で、観光産業が政府の掲げる成長戦略の柱の一つとされています。 そのような環境下では、提供する商品の価格や品質に加えて心のサービス価値も重要で不可欠となります。 本授業ではホテルや旅館、飲食店などのサービス専門の業種はもちろんのこと、航空会社・旅行会社・小売店など、身近な業種を事例ごとに考察して、ホスピタリティの本質と必要性の理解を深めます。 またサービス業の現場でホスピタリティを実践している実務者を外部講師として招聘し、現場の実践的な情報や知識が習得できるように努めます。
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授業の到達目標 |
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①様々な業種におけるホスピタリティへの取り組みを通じて、サービスの差別化、その必要性について理解ができます。 ②相手の立場や気持ちを考えて、安心感や満足感などを提供するサービスの基本的考え方が理解できます。
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成績評価の方法および基準 |
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期間中に2回の理解度確認テスト(評価割合60%)と期末テスト(評価割合40%)で評価します。 テストの実施日やその方法については授業中に予め伝えます。
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教科書・参考書 |
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テキスト:適宜プリントを配付します。 参考文献:『ホスピタリティー入門』海老原靖也 著 大正大学出版会
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準備学修の内容 |
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上記の参考資料を事前に読んでおいて下さい。
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その他履修上の注意事項 |
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日頃より商品を購入する、あるいはホテルや旅館を利用する、飲食店で食事をする時などサービスを受ける際に、皆さんへ提供されるサービスにはマニュアル以外の思いやりや気配りが感じられるかを考察してみて下さい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション、授業の目的と進め方 | 【第2回】 | ホスピタリティの歴史と語源 | 【第3回】 | おもてなしの文化 | 【第4回】 | ホテルとホスピタリティについて | 【第5回】 | 旅館とホスピタリティについて | 【第6回】 | 飲食店とホスピタリティについて | 【第7回】 | 小売店とホスピタリティについて | 【第8回】 | 旅行会社とホスピタリティについて | 【第9回】 | 航空会社と鉄道会社のホスピタリティについて | 【第10回】 | 医療とホスピタリティについて | 【第11回】 | その他の産業とホスピタリティ | 【第12回】 | エンターテイメントとホスピタリティについて① | 【第13回】 | エンターテイメントとホスピタリティについて② | 【第14回】 | ホスピタリティと企業戦略 | 【第15回】 | 前学期授業総括と理解度確認 |
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