Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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観光学実習(空港) II 宮崎 弘基
選択  2単位
【観光経営】 17-1-1130-4664-06

1. 授業の概要(ねらい)

 本実習は観光学を「より身近に」「より幅広く」「より主体的に」学ぶことを学ぶためのものである。本実習では現場に出ることを率先して行う。そのため、現場にて様々な問題発見とその解決法が体感できる講義である。
 本実習は、羽田空港もしくは成田空港にて行う予定である。羽田空港と成田空港は日本における国際線・国内線の基幹空港でもあり、この周辺には航空産業を支える関連会社も多く隣接している。
 学外実習では、航空会社で提供するサービスの一翼を担う関連会社での取り組みを見ることにより、航空業界への理解を深めてもらう。なお、現地では専門家をゲストスピーカーとして招聘し、現場でしか学べない情報や知識を得ることをめざす。

2.
授業の到達目標

 ①主に航空会社の空港業務や、関連会社の現場での役割が理解できる。
 ②機内サービスに関連する基礎的な知識や考え方、問題点について理解できる。

3.
成績評価の方法および基準

 出席は必須である。特に本実習は学外実習を中心とする実習であることから、学外実習(計2回)を2回欠席すると単位は与えられない。授業で実施するレポート提出(2回で評価割合40%)、グループワーク等への積極的な参加(評価割合20%)、プレゼン内容と完成度(評価割合40%)により評価する。

4.
教科書・参考書

 テキストは特に指定しない。適宜、資料を配付する。

5.
準備学修の内容

 本実習は主に学外実習を中心としている。したがって、学内とは異なり、個々のより強い責任とマナーが求められる。なお、機内サービスについて事前に情報収集をしておくと良い。

6.
その他履修上の注意事項

 学外実習、学内でのグループワークなど、出席は必須である。また、本実習は現場での実習を伴うため、少人数制での開講とし、受講者の上限は10名をめどとする。なお参加希望が多い場合には抽選で決定する。
 学外実習の訪問先や訪問日時、集合場所なども初回の講義内で案内する。そのため、原則、第1回の講義に出席しなければ、履修ができなくなる。また、学外実習における交通費等の費用は学生個人の負担とするので留意すること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス・受講者選別
【第2回】
 航空会社を支える関連会社(事業特性・現場等)の解説・講義
【第3回】
 航空会社を支える関連会社(事業特性・現場等)の研究1
【第4回】
 航空会社を支える関連会社(事業特性・現場等)の研究2
【第5回】
 学外実習(機内食関連の施設見学①)-機内サービスの現場を見る
【第6回】
 航空会社を支える関連会社(事業特性・現場等)のまとめ1
【第7回】
 航空会社を支える関連会社(事業特性・現場等)のまとめ2
【第8回】
 航空会社を支える関連会社(事業特性・現場等)の解説・講義
【第9回】
 機内サービスの研究1
【第10回】
 自主研究
【第11回】
 機内サービスの研究2
【第12回】
 学外実習(機内搭載荷物の施設見学②)-機内サービスの現場を見る
【第13回】
 機内サービスのまとめ1
【第14回】
 機内サービスのまとめ2
【第15回】
 総括講義・発表等