Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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法律学演習 I 喜多 康夫
必修  2単位
【法律】 17-1-1210-0175-09

1. 授業の概要(ねらい)

 本演習の目的は3つあります。第1に、国際法の基礎知識の習得です。第2に、論理的思考力の向上です。第3に、学生の親睦です。
 第1点目と第2点目の目標については、教員と学生の間の双方向対話(ソクラテス・メソッド)として、池上彰さんのニュース番組を意識して授業を行う予定です。本年度は、現実の国際問題を題材にして授業をしたいと思います。そのため、日本経済新聞をゼミで読みます。
 また本演習では、第3点目の目的である親睦も重視しています。親睦会はゼミ生の主導で行いたいと思います。3年生は5月下旬に八王子セミナーハウスでサブゼミ合宿を行います。

2.
授業の到達目標

 ①基本的な世界の動向を知る。
 ②国際法の時事的な問題を分析できる。
 ③論理的に自己の主張を展開できる。

3.
成績評価の方法および基準

 (報告や質疑応答などの)授業貢献及び試験により評価します。

4.
教科書・参考書

 教科書と資料についてはまた後日におって知らせしますが、指定する条約集は必須です。

5.
準備学修の内容

 ソクラテス・メソッド的な双方向対話授業だけでなく、報告もやってもらいたいと考えています。その準備も必要ですし、新聞を読むなどして、国際情勢に常にアンテナを張っておいてください。

6.
その他履修上の注意事項

 【関連科目】この法律学演習は国際法のゼミなので、国際法の基礎知識はやはり必要です。そのため、国際法体系の全体構造に関する授業である「国際法(歴史・法源)」、「国際法(主体)」、「国際法(空間)」及び「国際法(秩序維持)」を履修することが望ましいと考えます。また、さらに国際法の専門分野として、「国際組織法A/B」「国際人権法」「国際安全保障法」「国際経済法I/II」「国際裁判所論I/II」「国際刑事法I/II」なども直接的にも、または間接的にもこのゼミに関連します。
 【学生へのメッセージ】学部生時代を振り返れば、一番楽しかった授業は演習でした。ゼミ仲間との議論や親睦は今でもいい記憶です。本演習ではしっかりと勉強してもらいますが、勉強を知的な遊びと感じてもらえると嬉しいです。
 質問のある学生は、yaskita@main.teikyo-u.ac.jpにまでメールを送ってください。なお、その場合は表題に「・・・の件」とした上で、氏名及び学籍番号と用件の内容をメール本文に記して送ってください。匿名メールはスパムとして取り扱います。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション・日経新聞輪読
【第2回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第3回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第4回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第5回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第6回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第7回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第8回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第9回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第10回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第11回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第12回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第13回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第14回】
 ディスカッション・日経新聞輪読
【第15回】
 試験・日経新聞輪読