Web Syllabus(講義概要)

　民主政治を中心に据えて政治学の基礎知識を講義します。
　民主政治はデモクラシー（民主主義、民主制）を基軸に据え、それを国民主権や基本的人権の保障、法の支配や権力分立といった様々な原理原則が支える政治体制と考えて講義を行います。したがって、デモクラシーという仕組みや諸原理、諸原則の解説に重点を置きますが、民主政治に影響を及ぼした近現代の諸思想、すなわち社会主義やマルクス主義（共産主義）についても説明します。
　授業を通じて、政治学の知識を修めるとともに、民主政治がかけがえのない大事な存在であることを認識していただくことを目指します。

　単位取得時に学生が次のことができるようにすべく目指します。
　①政治を深く理解したうえで、日本の民主政治について意見を述べることができる。

　小テストと期末試験の得点を平均し成績評価します。小テストは授業内に、期末試験は定期試験として実施します。各試験の成績評価における比率は50％、50％です。情報は記憶しなければ知識にならないので、各試験とも資料等の試験会場への持ち込みは一切不可です。小テストは中間試験として実施する可能性があります。いわゆる出席点はありません。場合によっては、文庫本程度の政治に関する本を一冊読んでもらい、4000字程度のレポートを書いてもらいます。レポートの得点は試験の平均値に加点します。

　テキスト：セメスター初期の授業内に専用のプリントを配付します。A３判サイズで30枚程度配付する予定です。
　参考文献：必要に応じて授業中に提示します。

　専用プリントをなるべく早めに配付しますので、事前に読み込み、問題点や質問事項を整理しておいて下さい。

　授業にコンスタントに出席して、確実にプリントを受け取り、授業内の小テストを受験して下さい。
　小テストを複数回受験しない場合、期末試験前に不合格が確定することもあります。
　出席は学生証のリーダーへのタッチで確認されます。出席の際は、学生証を必ず携帯し、リーダーにタッチして下さい。なりすまし防止のため、学生証を携帯しない場合は欠席扱いとします。