Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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法学 I 山村 恒雄
【Ⅴ】  2単位
【Ⅴ 法律と政治のしくみを学ぶ】 17-1-1210-0560-01

1. 授業の概要(ねらい)

 私たちが生活している社会には、秩序を維持するルール(法)が存在する。法は、私たちが社会生活を送るうえで、社会の構成員として守るべき規範としてつくられたものである。法は、私たちが共同生活をする上で必要不可欠なものである。また、法は紛争が生じた時に、解決の基準となるものである。そこで法律の基本的問題を、身近な問題をきっかけにわかりやすく説明します。

2.
授業の到達目標

 学生が、社会で生活する上での、基礎的な知識を得ることを目的とする。

3.
成績評価の方法および基準

 定期試験の成績のみで判断する。

4.
教科書・参考書

 教科書:『法学スケッチブック』(八千代出版)
 参考書:出版社は問わないがポケット六法など。

5.
準備学修の内容

 授業予定表をあらかじめ配布するので、該当するテキストの部分を読んでくること。

6.
その他履修上の注意事項

 わかりやすく説明するとはいえ、大学の授業であるから、授業に出席して内容を理解しておかないと、単位取得は難しいことを理解した上で、履修すること。また日常的に生じている法律問題を授業中に用いるので、新聞やテレビ・ラジオのニュースなどに気を配ること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業の進め方、講義の方針、学習方法、評価基準について説明するので、受講しようとする学生は、必ず出席すること。
【第2回】
 法とはなにか:私たちが守るべきルールのなかで、どのようなルールが法とされるのか?
【第3回】
 法の限界:どんなことでも、法で解決できるのか?
【第4回】
 なぜ法を守る必要があるのか?
【第5回】
 「法」に上下関係はあるのか?
【第6回】
 法の分類について:「公法」「私法」ってなに?
【第7回】
 民事裁判ってなに?
【第8回】
 法の解釈について
【第9回】
 法の適用について:裁判制度全般について
【第10回】
 法の適用について;民事裁判の場合
【第11回】
 法の適用について:行政裁判の場合
【第12回】
 法の適用について:刑事裁判の場合
【第13回】
 法の適用について:家庭裁判所が扱う事件の場合
【第14回】
 法の適用について:少年審判の場合
【第15回】
 法の適用について:裁判員裁判