1. |
授業の概要(ねらい) |
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各犯罪類型の特徴や違いを明らかにし、その相互関係を学びます。秋期は個人法益に対する罪の中から、名誉に対する罪と財産に対する罪を中心に取り上げます。時間に余裕があれば、社会法益に対する罪(放火罪、通貨偽造罪等)も扱います。
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2. |
授業の到達目標 |
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①刑法各論の分野に関する基礎的な知識を獲得し、各犯罪の内容や特徴を理解すること。 ②各犯罪の成立要件や相互関係を理解し、それぞれの論点について、判例の立場や学説の対立を意識しながら、自分の言葉で説明できるようになること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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試験によって評価しますが、感想文やレポート等の課題を出すこともあります。評価配分の目安は、試験90%、授業への貢献度10%です。授業への貢献度は、課題の提出や授業態度等によって判断します。
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4. |
教科書・参考書 |
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おすすめの基本書や参考書等は、初回の授業(オリエンテーション)で紹介します。
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5. |
準備学修の内容 |
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特に復習に力を入れてください。授業で扱ったテーマについて、レジュメやノートを読み返しながら、復習しましょう。疑問点が出てきたら、基本書や参考書等で調べてください。その際、図書館を有効活用しましょう。まずは自分で調べることが大切です。それでもわからなかった場合は、遠慮なく質問に来てください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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①刑法総論をすでに履修済み、あるいは並行して履修していることが望ましいです。 ②授業をよく聞いて、その都度レジュメに書き込むか、ノートを取るようにしてください。自分の力で書いて、理解することが大切です。授業の内容が聞き取れなかったり、追いつけなかったりしたときは、あやふやのままにせず、授業後に確認しに来てください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション-春期の復習と秋期の進め方- | 【第2回】 | 名誉に対する罪① 名誉毀損罪と侮辱罪の基本構造 | 【第3回】 | 名誉に対する罪② 名誉毀損罪-公共の利害に関する場合の特例- | 【第4回】 | 名誉に対する罪③ 演習問題 | 【第5回】 | 財産に対する罪① 財産犯総説・窃盗罪の基本構造 | 【第6回】 | 財産に対する罪② 窃盗罪-占有とは何か- | 【第7回】 | 財産に対する罪③ 窃盗罪-占有の帰属- | 【第8回】 | 財産に対する罪④ 窃盗罪の着手時期及び既遂時期 | 【第9回】 | 財産に対する罪⑤ 不法領得の意思 | 【第10回】 | 財産に対する罪⑥ 窃盗罪の保護法益 | 【第11回】 | 財産に対する罪⑦ 演習問題 | 【第12回】 | 財産に対する罪⑧ 詐欺罪の基本構造 | 【第13回】 | 財産に対する罪⑨ 詐欺罪-処分行為- | 【第14回】 | 財産に対する罪⑩ 無銭飲食 | 【第15回】 | 秋期のまとめと試験(予定) |
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